杖について②
森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、リハビリテーション室です。
前回に引き続き杖についてのお話をさせていただきます。
BLOG第回 杖について①
前回は杖の種類について代表的なものを紹介させていただきました。
今回はその使い方についてご説明させていただきます。
最も一般的に使われるT字杖を例にご説明させていただきます。
杖の持ち方
弱っている方の足とは反対側の手に持ちます(右足が弱っているなら左手)。両足とも同程度に弱っている場合は利き手に持ちましょう。
握り方は下のイラストのように握ります。指の位置をよく確認してみてください。

杖の高さ調節
足の付け根の出っ張った骨から床までの高さに杖の長さを合わせていただくと、おおよそ丁度良い高さになると思われます。突いて歩いてみたときに、肘が伸びきってしまったり、逆に曲がりすぎて力が入りにくい場合には、微調節してみてください。

杖・足の運び
■2動作歩行→片足に不安がある方向け
①杖と杖と反対側の足を同時に前へ運びます。
②残った方(杖と同側)の足を前へ運びます
→①②を繰り返します。(行進するときの手足の運びと同じです)

■3動作歩行→両足とも不安がある方向け
①杖を前へ運びます
②杖と反対側の足を前へ運びます
③残った方(杖と同側)の足を前へ運び、②の足と揃えます
→①②③を繰り返します。
※2動作歩行と比べると、歩行スピードが遅くなりますがその分安定性が上がります。

最後に
今回はT字杖を例としてご説明させていただきましたが、4点杖は同様の使い方で問題なく使用できます。
その他の杖に関しては、それぞれ特有のチェックポイントがありますが、一般的に医療機関で処方・推奨されて使い始めると思いますので、必要になったときにレクチャーを受けましょう。







