シンクロニシティ
森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、眼科です。
突然ですが、イタリア料理を作るのにハマっております。
とても良き時代、プロの料理人がレシピを惜しげもなくYouTubeにて公開してくれています。ありがたや。その沢山のレシピの中の一つにカラスミのパスタというものがありました。
そもそもカラスミというものを知らなかった私は、へー、こんな食材があるのか、レシピも簡単そうだし食べてみたいなぁと思い、作る事を決意。早速スーパーに赴きました。
しかし探すも中々カラスミ自体見当たりません。何軒か回った末に見つけたカラスミはなんと5000円!!!高い!!!私はそこでカラスミが高級食材だと知りました。
ちょっとこれはおいそれと手を出せないなと敗走し、枕を涙で濡らしました。
昨年の年末、今回のふるさと納税を何にしようかなと考えていると、ふとカラスミが記憶の隙間から顔を出しました。
よっ、覚えてる?
確かにふるさと納税ならなんか許される気がする(当社比)!
値段は勿論高いのですが、再度膨れ上がる好奇心に抗えず、私は宮崎県の納税者となるのでした。
ここでふと疑問が生まれました。
なんでカラスミはこんなに高いんだろう??
とても良き時代。YouTubeにカラスミを作る動画が上がっているではありませんか。
見てみるとあの高い値段も納得の工程の多さ。
ボラの卵(ボラなんだ!)を傷つけないよう慎重に血抜きし、塩漬け(1週間)、塩を抜き酒に漬け(4日間)、乾燥(1、2週間)。これは手間がかかっております。
そこでまたひとつ生まれる疑問。
こんなに工程がある特殊な作り方の珍味がなぜイタリアと日本両方にあるのでしょうか?
これはシンクロニシティ(意味のある偶然)なのでしょうか?
イタリアではカラスミをボッタルガと呼ぶそうで、サルディーニャ島で主に作られて食べられているそうです。調べてみると、イタリアでは紀元前からボッタルガはあるらしく、ギリシャやエジプトでも作られていて、1600年頃、中国から長崎に伝わったそうです。
全然シンクロニシティではありませんでした・・・普通に考えたらそりゃそうです。
イタリアのサルディーニャ島に想いを馳せて作りました。カラスミ、いや、ボッタルガのパスタ。折角だしこれでもかと削ったボッタルガが当たり前にしょっぱくて、とても美味しかったです。







