診療科・部門

一日看護体験

2024.8.29 一日看護体験を開催致しました!

今年度も、8月29日に高校生を対象とした「一日看護体験」を開催することができました。

神奈川県看護協会では、健康や看護に対する関心を深めていただくと共に、将来看護職を志すきっかけとなることを目的として、「神奈川県看護フェスティバル」を開催しています。「一日看護体験」はその企画のひとつです。

当院では、2名の高校生が参加し、病棟における看護実践の見学、車椅子・ストレッチャー乗車体験、リハビリ体験、シャント音の聴取、腹膜透析見学を実施致しました。

看護師と患者さまの実際の関わりを見学し、個々の気づきがあったことや、将来看護師になりたいという気持ちを伺うことができたことで、私たち看護師にとっても貴重な一日となりました。

また、学生さんと関わった入院中の患者さまは、今までに見たことの無いような満面の笑みで、フレッシュな学生さんの姿に「元気づけられた。ありがとう。感謝を忘れずがんばって!」と、うれしいコメントをいただきました。

この体験が参加してくれたお二人にとって、貴重な体験となってくれることを願います。

2024.8.30
看護部

一日看護体験

目的

一日看護体験は、「看護師ってどんなことをするの?」「看護師の仕事を知りたい」「将来看護師を目指したい」という高校生に「看護職」を知ってもらうために、病院などで患者さんとのコミュニケーションや、看護師さんのお仕事を体験してもらい、看護することへの理解と関心を深め、将来の進路の道しるべとなることを目的としています。

一日看護体験 結果報告

日時

2024年8月29日 木曜日 9:30~16:00

内容

内容
9:30~ オリエンテーション、自己紹介
9:45~ 病院紹介と体験一日のタイムスケジュール
10:00~ 病棟での看護体験
  • 基本ケアの見学(手浴・ひげそりなど)・・・療養病棟
  • 経菅栄養見学・・・療養病棟
  • 環境整備・ベッドメーキング・シャント音聴取体験・腹膜透析出口部消毒の手技見学
  • 食事配膳・下膳・食事介助の見学・・・一般病棟
  • リハビリテーション見学と1Kg足首荷重による筋トレ体験…リハ
12:30~ 昼休憩
14:00~ 院内見学(KC・健診センター・検体検査課・栄養課・医事課・外来受付・眼科・放射線課・内視鏡・生理検査課・処置室・薬剤課・リハビリテーション見学順不同)
  • 車いす・ストレッチャーの搬送体験・・・療養病棟
  • 腹膜透析患者のPD液のバック交換見学
15:00~ まとめ、感想、修了証授与式
17:00~17:50 医療安全管理委員会勉強会「アンガーマネージメント」希望参加

感想

一番印象にのこったことは何ですか?
  • 105歳の方とのお話・・目を見ることが大事、感謝を忘れないことなど大事なお話をして頂いたこと
  • 1病棟に入院されていた 105歳の患者様から、人生の先輩からのありがたいお言葉が印象的でした。これから看護師を目指すにあたって、とても大きなパワーを頂けた気がします
全体の感想
  • 車椅子・ストレッチャー体験・院内リハビリ介助見学・栄養士さんからのお話、臨床検査技師さん、レントゲン技師さんからの貴重なお話をたくさんしてもらい、体験・経験させて頂けて楽しく充実した1日になりました。森下記念病院に体験にきて良かったです。ありがとうございました。
  • 看護師さんだけでなく、ヘルパーさんやクラークさん、その他コメディカルの方々で他職種連携を図りながらチームで患者様のケアに当たる姿が印象的でした。私も将来患者様の心に寄り添った看護師になれるよう努力を重ねてまいります。本日はお忙しい中受け入れて頂き本当にありがとうございました。
将来看護師になりたいと思いますか?・・・・はい(2名)

まとめ

「神奈川看護フェスティバル2024」1日看護体験に申し込んでいただきました。
高校1年生(1名):7月から複数の病院見学を体験し当院で15か所目。将来看護師になることを目標に、病院の機能別に病院見学・体験を積み重ねている意欲的な方。
高校3年生(1名):看護体験は当院が初めて。看護師を目指し進学先を決めて学習に励んでいる方。
の計2名が参加してくれました。
病院での体験は初めての方も、一緒に参加した方の積極的な医療・看護への姿勢に影響され、最初は緊張していましたがすぐにうち解けることができ、楽しく体験ができたと感想をいただきました。台風の影響で天候が心配でしたが、1日看護体験終了後の院内研修にもぜひ参加したいとのことでしたので、天気予報を確認しつつ、グループワークにも参加し活発なご意見をいただくことができました。担当者も、若い意欲ある将来の看護師像を頼もしく思うとともに、当院が地域に根ざした病院となり、将来の看護師を増加させるためにも、この体験活動は継続して取り組んでいきたいと思います。

研修担当