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BLOG第225回 失敗は成功の母なのか?

2023.12.25

失敗は成功の母なのか?

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、薬剤課です。

 

わたくし、役職者としての立場で、たまに考えることがあります

 

それは、“あなたは 『松下幸之助派』 『ゴルゴ13派』?”ということです
※これからの話はあくまで私見ですのでご了承ください

 

これはどういうことかと言いますと
それぞれ物事を成功させるためのプロセスが違うよなってことです

 

松下幸之助の名言の中に
『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる』
しかしこれを実践するには失敗を成功まで続ける自身の忍耐力と行動力、それに失敗を許せる周りの忍耐力と包容力かつ、いつ成功するかわからない期間まで費用を工面できる経済力が必要です
これは経営(出資)者本人が考え、行動する立場なので『失敗を成功まで続ける自身の忍耐力と行動力、それに失敗を許せる周りの忍耐力と包容力かつ、いつ成功するかわからない期間まで費用を工面』のための責任はすべて自身がとることとなると思います

 

しかし『ゴルゴ13』はそうはいきません
すべてが依頼されて行うことなのです
『いつか成功させるから』って言って失敗することは許されません
では、なぜゴルゴ13はほとんど失敗しないのか(たまに失敗する)
私が思うに『自己分析能力』と『業務準備能力』、『人を見る目』がずば抜けているからだと思います
ゴルゴ13は依頼に必要なライフル・物品などはほとんど自分で用意しません
信用のおける業者に任せます
自分でそれをするよりも質の高いものが得られ、準備に時間を費やせるからでしょう
『餅は餅屋』ですね
本当はゴルゴ13も受けた依頼の証拠は極力残したくないでしょう
他人に物品調達を依頼することによりゴルゴ13がその依頼に関与している証拠を残すリスクを背負います
しかし、そのリスクを背負ってでも依頼する理由に『こいつは絶対に裏切らない(裏切れない)(守秘義務を守る)』とか『いい仕事をする』と判断しているのでしょう
ゴルゴ13と発注させた側の間に発生する関係は、仲間意識や友達意識による信頼関係ではないでしょう
しかし、ゴルゴ13には『自身が求めるもしくはそれ以上の仕事をする人材を見極める能力』があるがゆえにできる行動なのではないのでしょうか

 

少し長くなったので続き(があれば)はまた今度にしたいと思います