当院の新型コロナウイルス対策
森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、はじめまして。
第一回目のブログは院長が担当します。
第一回目の内容ですので、明るい未来の話をしたかったのですが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大し、緊急事態宣言が発令され、医療崩壊の懸念もされている中で、まずは当院全体としての新型コロナウイルス感染の対応について取り組んでいることをお伝えさせていただきます。
当院のホームページのお知らせにも一部記載されておりますが、現在当院では下記の対策を講じております。
- 入院患者様の面会禁止
- 外来患者様の病棟への立ち入り、およびラウンジと売店の使用禁止
- 全ての受診患者様への発熱及び呼吸器症状に関する事前問診
- 透析患者様の出入り口と外来患者様の出入り口の区分け
- 透析患者様へのお食事の提供を中止
- 少しでも疑われる症状のある場合の隔離透析の実施
- 院内の消毒と換気の徹底
- スタッフの勤務前の検温、マスク着用、頻回な手洗い、手指アルコール消毒の徹底
- スタッフの時差出勤、昼食休憩時間の分散
- スタッフの感染対策Webセミナー受講
- 院内会議の開催延期や座席数の調整
- 電話診療による処方箋の発行
当院の感染対策一覧はこちらから↓↓↓
https://www.morishita.or.jp/wp/info/2020/04/87
当院では免疫力が一般の方に比べて低下しやすいとされる透析患者様が多く通院・入院されていること、陰圧室や呼吸器などの設備に限りがあること、またコロナウイルスのPCR検査が施行できないことから、現在新型コロナウイルス感染が疑われる症状をお持ちの患者様の診療は行うことが難しい状況です。しかし、感染拡大防止に努め、当院で出来る医療を可能な限り安定して供給することで、何とか地域に、そしてわが国の医療崩壊が起きぬように貢献していきたいと考えております。
皆様のご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い致します。
森下記念病院 病院長 森下 将充