心のケア
森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは看護部長室です。
まずはこの場をお借りしまして、職員のみなさま、並びに職員ご家族の皆さまには、日頃より感染防止対策を励行していただきまして、心より感謝申し上げます。
また、地域の皆様やかかりつけの患者さまには、日々、温かい励ましのお言葉を頂戴し、心よりお礼申し上げます。
皆様の温かい一言が、私達医療関係者にとって、今、一番励みになっております。
毎日、新型コロナウイルス感染拡大に関する情報が飛び交う中、正直、気持ちが滅入ってしまっても不思議ではありません。
実は私自身も、正直申し上げますと、危うく鬱状態に陥りそうになっておりました。
そんな中、突然、遠方に住んでいる姉から絵葉書が届いたのです。
しかも、次の日もまた次の日も、連日に渡り届くのです。
最近にしては珍しく手書きの封書の中に入っており、姉の大好きなフランスの哲学者であり教育者でもあるアラン (本名: エミール=オーギュスト・シャルティエ)の言葉が添えられていました。
3分でわかる!アラン「幸福論」
https://diamond.jp/articles/-/206461
今回はその一部を紹介させていただきたいと思います。
「私たちは、過去に対する後悔と未来に対する不安をわざわざ作り出しているのである。
〜現在に専念しなさい。刻一刻と前に進んでいる。自分の人生に専念しなさい。」
「不満にはけ口を与えない。不満は怒りを助長し、怒りによってまた助長される。そこにいる悪魔は他ならぬ自分である。」
「間違った考えや無意味な不安、がっくりくるような言葉を自分と交わすこと」により益々敵となる。
「待つのではなく自ら行動する(略)まず行動する。」
これらの言葉が指し示す深い意味も私の糧になりました。それにも増して、毎日絵葉書を送り続けてくれた愛に、心が揺さぶられました。
感謝の気持ちや思いやりの気持ちを直接相手に伝えることの大切さを、未曾有の事態に陥って再確認しているなんて、まだまだ修行が足りないと、自己反省しながら…
みなさまの温かい言葉に支えられて、明日からまた頑張れそうです❤️
大切なのは
心であり
人とのつながりと感じます。
1/19海老蔵ブログより
https://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/entry-12651186702.html
コロナ禍における「こころのケア」についてこちらのHPをぜひ参考にしてみて下さい!
日本うつ病学会~COVID-19に関する資料
https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/gakkai/teigen/covid19.html
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ(日本語翻訳版)
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する職員のためのサポートガイド
- 新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~
などなど