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BLOG第165回 愛犬からもらったもの

2023.01.20

愛犬からもらったもの

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様
こんにちは、診療部門支援室です。

 

今回は我が家の愛犬ビビ(キャバリアの女の子)のお話をさせて頂きます。
愛犬からもらったもの
7年前、我が家は息子が就職し毎晩帰りも遅く、娘は学生で夜はバイトで帰りも遅く、主人も帰りが遅いといった毎日で寂しい日々だった分、家族の中で1番愛犬を迎え喜んだのは私でした。
ビビは小さな頃から少々病気がちでアレルギーがあったり、血便や下痢を繰り返し2度も全身麻酔をし内視鏡検査をしたり、不妊手術の際はお腹を開けると何故か癒着があり子宮まで到達できず手術出来ないままお腹を閉じる事になったりと様々な事がありました。
そんなビビは2年前から慢性心不全となり、1か月半前からは腹水も溜まってきてしまい闘病中でしたが、先日急変し肺水腫と血栓症で天国へ行きました。
動物が眠るように楽に旅立てるなら動物にとって一番良いと思いますが、人間と同じように病気もするし薬も飲む、終末期は生きている以上あります。それは動物も人間も同じですね。
どうやっても旅立ってしまう、それが看取り。看取りは正解もなければ間違いもないのだと思います。必ず別れはついてくるし、もれなく後悔もついてくる。
ならば後悔をしないよう精一杯、愛する家族や恋人やペット、職場の仲間達と共に豊かに楽しく生きないと。と今回の経験を通じて思うのです。

 

闘病中の時も無条件に私達に愛情を示してくれるビビに、毎日毎日癒されっぱなしで愛を貰っていました。
ビビを診てくれていた先生や動物看護師さん。大事な家族に親戚一同。私を健康に産んでくれた両親。森下記念病院という大きな母体で働かせて頂けている事。いつも職場の皆さんから沢山のサポートやフォローをして頂いている事。そしてビビが居ること。愛犬の亡くなった今、命の大切さを感じ、また沢山の出来事が日々ある中、常にありがたいな。って思う事ばかりが多く感謝の気持ちが絶えないのです。
そんな風に思えるようになったのはビビのおかげ!私も、ビビのように愛を与えられる人間になりたいし、感謝の気持ちも思っているだけでなくキチンと言葉で伝えていきたい。と思っています。

愛犬からもらったもの2

愛犬からもらったもの3

 

ブログを読んで下さってる皆さんも、時に無いものやマイナスの事に心奪われる時があると思いますが、今あるものに感謝して身近な人から感謝の思いを伝えていけると良いですよね。
大好きだよー、愛してるよー、何時もありがとうー、大丈夫だよーってね。
ちなみに私は、両親へ親孝行がなかなか出来ていなので、まずはそこから愛を伝えていかないと!

 

最後に・・・
神奈川県は県動物愛護センターが2021年度に保護した犬猫の殺処分数がゼロだったと発表しています。新たな家族として迎えてくださった県民の皆さんや、ボランティアの方々のおかげ。と話されています。
今からペットを飼おうと思っている方がいらっしゃれば、動物も人間も同じです。病気もすれば介護もあり終末期も来ます。どうか、最後まで愛を一杯与えてあげて下さい。

さて、私は今から「保護犬の命をふるさと納税で救う」という事が出来ることを知ったので12月末ですが、駆け込みで初のふるさと納税やってみます!