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BLOG第176回 「蜘蛛の糸」

2023.04.24

「蜘蛛の糸」

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様。
こんにちは、眼科です。

 

どなたも一度は読んだ事のある芥川龍之介の有名な作品で、蜘蛛の糸というものがありますが、蜘蛛の糸、語感が何かに似ていませんか?一言、蜘蛛の糸と呟いてみて下さい。

そうです、揖保乃糸です。

ツルッと美味しいあの素麺。ある日、罪人の犍陀多は蜘蛛を無闇に潰さず思い止まった事から、お釈迦様は犍陀多に情けをかけ極楽から蜘蛛の糸を垂らすのですが、蜘蛛の糸だと強度的に少し頼りなくないですか?もう一声情けをかけてあげても良いかな?と思ったお釈迦様は昼に食べようと思っていた揖保乃糸を棚からお取りになりました。

 

さて、ここで私は考えたのですが、自分がもし犍陀多だったら垂らされる糸は蜘蛛の糸と揖保乃糸どちらが嬉しいかという事。実際、茹でる前の揖保乃糸はあまりに脆く、パキパキ直ぐに折れてしまいます。ただ…茹でた後なら…?時間通りの茹で時間ではなく、少し硬めに茹でて、氷水でしっかり締めた後なら蜘蛛の糸より少しは強度があるのではないでしょうか。。やはり揖保乃糸か…?でも待てよと。麺類はまだ他にもあるぞ、と。

麺類だとしたら何が良いだろうか?蕎麦かうどんだったらコシがあるうどんだろうか。。出来ればコシの強い讃岐うどんだとよりベター。ラーメンも捨てがたい。細麺では無く、太縮れ麺であれば手繰って登りやすいだろうし、そこそこ強度も見込める。パスタ麺は無しかと思いきや、麺の太さが0.1mm単位で食感がまるで変わるパスタ麺の事ですから、太めのブカティーニとかなら意外とアリなのかも。

 

色々考えた末、ワタクシ的上から垂れてきたら嬉しい麺ランキングは、3位ラーメン(太縮れ麺)、2位パスタ(ブカティーニ)、1位うどん(讃岐うどん)となりました。皆様はどうでしょうか?それでは。