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BLOG第212回 牛蒡の可能性

2023.10.25

牛蒡の可能性

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様
こんにちは、眼科です。

 

ウニやナマコ、ホヤなど、これを最初に食べた人凄いなぁと思う食材、皆様それぞれ心に秘めてあるかと思われますが、私的にはゴボウがそれでして。心に秘めておりまして。

よくよくゴボウを見てみると、THE根っこ。根っこ以上でも以下でもない。あゝまさに根っこ中の根っこ。戦時中にオーストラリア人の捕虜の食事にゴボウを出して、木の根を食べさせられたと国際裁判になった事もあるそうです。食文化の違い。

そもそも根っこを食べるって凄い。人の歴史と好奇心は凄い。

でも確かに、出汁というか旨味というか、ゴボウから出るサムシングはある。ゴボウの入っていない豚汁は豚汁ではないをスローガンに抱え、ゴボウ料理を幾つか作ってみました。

 

ケース1. 牛丼
くし切りの玉ねぎに牛肉をぶち込み、水で割った麺つゆで煮込むそのタイミングでゴボウをイン。美味しい!ゴボウ凄い!いつもの牛丼の旨味がパワーアップします。

 

ケース2.キッシュ
これは某漫画であった料理で、それを真似してみたのですが、これまた美味しい!!ネットで調べると出てきます。作ってみた感想、ゴボウを軽く炒めるのと、アパレイユに豆乳と味噌を使うのがミソだと思いました。味噌だけに。

 

ケース3.ピクルス
ピクルスにも入れたら美味いのではと思って調べてみたら既に実践している人がいました。先を越されたかと思いながらも、レッツトライ。やや大きめの瓶にピクルス液入れ、ゴボウを漬けます。それをアンニュイに眺めながら、指で瓶をコツッと叩いてみたりしながら、浸かるのを待つ事1日。いざ実食!

 

 

んーーー!!!

 

普通!!!!

 

 

普通でした。

 

ピクルスにすると美味しいものとして、私はウズラの卵を推します。本当に美味しい。ウズラの卵の水煮をピクルス液にぼちょぼちょと入れて漬けるだけです。お試しあれ。

 

余談ですが、牛蒡のささがきが苦手な自分はゴボウを縦に半割りにしてから斜めに切っていく切り方をしています。出来あがりが不恰好にならずオススメです。

それでは。