ホルター心電図検査
森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、生理検査課です。
皆様、今年の健康診断はお済でしょうか?
私たちは5月に春の職員健診がありました。
健診項目の一つである心電図、異常を指摘されたことはありませんか?
心電図とは心臓の電気的な活動を記録したもので、不整脈などを見つけるための検査です。
実際に行う心電図検査は10~20秒程度の記録となり、検査時に動悸などの症状があれば不整脈を見つけることが出来ますが、それ以外の時に出現する不整脈などは見つけることが出来ません。
そんな時にホルター心電図検査というものがあります。
この検査は24時間機械をつけたままで生活していただき、その後解析を行います。
24時間の間に心臓は一般的に10万拍の脈を打っており、解析には少々の時間が必要となります。
しかし自覚症状がある時間の心電図や就寝中の心電図などが確認でき、致死性不整脈が見つかることがあります。
もしも自覚症状があるものの受診していない方や健診で異常を指摘されたまま放置している方は是非、循環器の受診を考えてみてくださいね。
当院循環器科の診察は水曜日・土曜日の午前中となっておりますので、受診を考えている方はご相談ください。