お知らせ一覧

BLOG第363回 便潜血検査について

2025.08.21

便潜血検査について

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、検体検査課です。

 

今回は健康診断等で行う便潜血検査について、お話しさせていただきます。

 

便潜血検査とは、便に血液が含まれてないかを調べる検査です。
大腸がんや大腸ポリープなどの病気の早期発見の為に行います。

 

検査結果が陽性の場合、内視鏡検査などの精密検査をする必要があります。
痔や生理で陽性になることもありますが、自己判断しないで下さい。
陰性の場合でも、全くないとは限りません。下痢や腹痛などの自覚症状がある場合は病院へ来院し相談や内視鏡検査を検討して下さい。

 

血液検査と違い、便潜血検査はご自身で採便することになりますが…

 

便をたくさん取っておけばいいんじゃないかと思っていませんか?
容器からはみ出るほど入れてくる方が中にはいるんです…これは大変です。
測定機がエラーになり結果が出ないんです。
一手間加えてから結果を出せるようにするので、時間もかかってしまいます。

 

なので採便の仕方についてご説明させていただきます!

 

  • 容器は青字のラベルが1日目、赤字のラベルが2日目となります。
    ※1日目と2日目の採便間隔はできるかぎり短くしてほしいですが、同じ日に取らないようにして下さい。出血のタイミングを捉える確率が高まり検査の精度が向上するからです。
  • 氏名・性別・年齢・採便日時を油性ペンorボールペンで記載して下さい。
    ※水性ペンや乾きづらいペンだと滲んだり消えたりしてしまいます。
  • トレールペーパーを便器内に敷き、排便します。
    ※トイレの洗浄液がつかないようにして下さい。
  • 容器のキャップを回して引き抜きます。
    ※容器内の液を捨てないように気をつけて下さい。
  • 便の表面をまんべんなく、先端のみぞが埋まるくらいこすりとります。
    ※容器からはみ出るほど取らなくて大丈夫です。
  • キャップと容器の向きを合わせ、まっすぐパチンとするまでさし込んで下さい。
    ※1度さし込んだら抜かないで下さい。
  • 採便後は冷暗所で保存して下さい。
    ※血液成分が分解され、検査結果に影響を与える可能性があるからです。

 

正しい検査結果を出す為にも、ご協力宜しくお願い致します!