どうして腹部エコー前の食事制限は必要なの?
森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、生理検査課です。
生理検査課で行っている腹部エコーについてお話ししたいと思います。
腹部エコー検査では、最後のお食事は何時でしたか?と確認されることが多いかと思います。
食事をすると食べ物を消化するために胆のうから胆汁が出て、胆のうが小さくなってしまいます。
スタッフの胆のうのエコー写真を比べてみましょう。

向かって左側が食事を抜いて撮影した写真で、右側が食後の写真となります。
絶食7時間の時の胆のうと比べると食後2時間の胆のうは小さく、壁は厚くなります。
胆のうの中に腫瘍や胆石などの病変の有無や、病変は何個あるのか・大きさはどれくらいなのか
詳しい情報がわからなくなってしまいます。
写真では、本来は1つのポリープであるのに、食事をすると3~4個あるように見えてしまいます。
食事の影響は他にも、胃や消化管の動きが活発になってしまったり、消化管のガスが多くなること等があります。
超音波を利用している検査のため、空気(ガス)があるところは、映りにくく周囲の臓器は詳しく観察できません。
このような理由により、検査前7時間程度絶食の指示をさせていただいております。
(緊急検査の場合は、医師の指示により食後でも検査を行うことがあります。)
検査前でも、お茶やお水など、乳成分を含まない飲み物でしたら摂取していただいてもかまいません。
(ただし胃カメラ等、他の検査がある場合は、制限がかかることがあります)
正確な検査を行わせて頂くためにも、皆様のご協力をお願いいたします!
もしも、お食事をしてきてしまった場合はお声がけください。







