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BLOG第403回 壁

2026.02.19

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、眼科です。

 

趣味において、新しい事を始めようとする時に立ちはだかる壁があります。
最近ではYouTubeなどで初心者向けの動画が上がっていたりするので、壁の高さも幾分低くなってはおりますが。
というのも、最近釣りを始めたのですが、これが意外と壁が高い。釣りは新しく始めやすい趣味の一つ、そんな勝手な考えが私の中にありました。

 

まず、釣りをするには釣り竿を手に入れなければなりません。某ネットショッピングサイトにて釣り竿を購入したのですが、なんといっても竿の長さのイメージが湧かない!1m〜4mくらい幅があるのですが、実際見てみないとなんとも分かりません。釣具屋に行って直接触ってみれば良いのですが、如何せん免許が無い…。釣具屋は車で行くような場所にある事が多いので、徒歩で行くには腰が重い。電車と徒歩でヌルい生き方をしてきた私にまず立ち塞がる壁。仕方ない、なら賭けや!と、某ネットショッピングサイトにベット。釣りと言ったら投げ釣りと思っていた私は、投げ釣り・竿で検索をかけ、その中で1番無難そうな竿をカートに入れました。

 

次点で仕掛けです。海にポーンと適当に投げたらグイッと釣れるものでも無いらしく、お魚さんの種類によって生息域が違うらしいのです(当たり前)。狙う魚種に好ましい仕掛けをそれぞれ選ばないといけないのですが、これが全く分からない。ネットで調べても、ちんぷんかんぷんで結局某百均にてルアーを爆買い。小さいルアー、大きなルアー、どれかはヒットするでしょうなんて浅はかな考え。バサバサとカゴに入っていくルアー達。その後思い知ります、初心者にルアー釣りは難しいのだと…。

 

魚は釣った後が大事だと聞きました。すぐ適切な処置をする事で鮮度が保たれると。ふむふむ、それならばクーラーボックスを買わなくては!釣れすぎた時に持って帰れないなんて事になったら困りますので!釣れる見込みでクーラーボックスを購入。
あと海に落ちてしまった時用のライフジャケットなど色々買い込み、いざ釣りへ!(車に乗せてもらって)

 

早朝の海岸には結構な人数の釣り人がおりました。朝マズメと呼ばれる時間帯。インドア人間にとって潮風は新鮮で、とても気持ちが良い。初心者なので他の人の迷惑にならない様に、なるべく人がいないスポットを探して歩きます。暫く歩いた所で、ここにしますか、と隣の人と糸が絡まない位に離れた場所を確保。

いざ!と釣り竿をシュコシュコ伸ばしてみる、と、どんどん伸びていく釣り竿。まだ?まだ伸びる?と、伸び切った時にはこれから超遠投します!という風なロングスケール。買ったのは3m。何故なら評価が1番高かったから。3mって、こんなに?!こんなに長いの?!と3mの長さを痛感しました。

そして大量に買い込んだルアー達。僕、行けますよ!いやいや俺にしておきなよ、と大小様々なルアー達の声が聞こえてきます。最初は小さい魚から狙っちゃいますかね、と、1番小さいルアーをチョイス。ネットで見た、よく分からない糸の結び方を何とかこなして、ルアーを括りつけます。さぁ行ってこい!はい!行ってきます!シュ…ドボン。長い竿をいきなり扱える筈も無く。。

 

海岸に並ぶ釣り人達。皆、少し短めの釣り竿をピシュッとスマートに投げる中、長い竿をブォンと振る影一つ。どこに魚がいるかも分からないまま…。結局釣果はゼロ。キンキンに冷えているクーラーボックスにこの悔しい気持ちを詰めて、敗走しました。

 

それでもやはり早朝の海岸は気持ち良く、とても楽しかったです。何かを始める時に立ちはだかる壁。それを乗り越えてこそ楽しめる景色があると信じて、いつかまたリベンジしたいなと静かに燃えるのでした。