お知らせ一覧

BLOG第9回 医療機関の経営も大変な時期ですが

2020.06.11

医療機関の経営も大変な時期ですが

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

新型コロナウイルス感染の拡大から緊急事態宣言が発令し、経済への影響は皆様の周知のとおりであり、
様々な業界の経営状況は悪化しています。
医療機関における経営状況も、マスクの値段高騰をはじめとする感染対策費用の増加、検査や手術数の減少、
外来受診者数の減少など、マイナスの要素が多く対応に追われている状況です。
当院においても少なからずこの影響を受けており、患者様に安全な医療を安定して提供し続けることができるよう、対応策を考えています。

 

このような状況下で夏の賞与に関しても、朝日新聞デジタルの記事
賞与が3分の1「泣きそう」 医療者、コロナで待遇悪化
https://news.yahoo.co.jp/articles/319e921e5e4e3de0cc77d1a214989b93383db2fc
のように捻出が難しくなっている医療機関が多くなっているようです。

 

昨年度、当院では私が院長職を引継ぐにあたり、新たな体制や方向性を打ち出しました。
そして、スタッフの頑張りのおかげで多くの変革により、道半ばではありますが、
よりよい医療を患者様に提供できる体制を整えてきました。
当院では、この昨年度のスタッフの努力を評価するべく、この夏の賞与支給率を前年度より増加させます。
当院の経営状況に関しても、前述したように新型コロナウイルスの影響を受けておりますが、
院長・理事長の報酬と賞与をカットすることで、スタッフの賞与支給率増加を実現できるように調整しています。

 

スタッフがいきいきと働くことが出来る環境を作ることが、当院の理念のひとつである“患者様へ温かい医療を提供する”ことに不可欠であると考え、この苦難な状況のなかでも引き続き頑張っていきたいと思います。