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BLOG第90回 家族に動物はいますか?

2021.05.31

家族に動物はいますか?

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、3階療養病棟です。

 

皆さんの家族に動物はいますか?

 

動物を飼っていなくても、テレビ番組やコマーシャルなどで毎日目にし、生活量販店での動物関連コーナーは大きな面積を占め、動物をまったく見ない日はありません。私たちにとって、動物は生活と切っても切り離せない存在になっています。

 

さて、これから犬や猫を、家族に迎えようと考えている方がいるのなら、里親になることを検討されてはいかがでしょうか。里親になるということは、被災地からの保護を含め様々な事情で人の手から離れてしまった動物を保護・手当てし、家族がみつかるまでを世話している団体から、家族として迎えいれることです。

 

私の家族にオスのミニチュアピンシャー犬がいます。2歳のときに里親として迎え、今年で14歳になります。今はほとんど寝てばかりですが、たまに私の膝に爪をこすり当て、膝に乗りたいとアピールしてきます。そのまま抱き上げると私の服に顔をうずめて、目を細めて落ち着いた様子をみせます。

 

うちが受け入れた団体は、里親になるために人と動物がお見合いします。写真を見て、実際に会い、性格を知り、散歩して、人と動物の相性を確認します。そして譲渡のための事前調査書という契約書の、家族構成や家の形態、人が不在になる時間など質問項目を書き埋めていきます。それがA4用紙4枚にも渡るため、今一度動物を飼うかどうかを考えさせられる時間にもなるわけです。可愛いというだけで飼えないですものね。

 

これから動物を飼おうと考えている方は、自らが保護犬や保護猫を作らないためにも、衝動的に生体を買わないでください。家族として迎えることになることを忘れずに、どんな性格で何歳ぐらいがいいのか、家族会議でよく相談し吟味し、迎え入れる状況を整えてからにしてくださいね。

 

 

NPO法人 動物保護団体アニマルレフュージ関西

アニマルレフュージ関西 | Caring. Rescuing. Rehoming. (arkbark.net)