運動と“幸せホルモン”
森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは 健康管理センターです。
今日は私が10年前、森下記念病院健康管理センターに入職して以来、毎日のように先生方が人間ドック(健康診断)受診者の方に話される指導の中にある「食事療法や運動療法を」という言葉に、ついつい影響されて、筋トレに10年ハマっている私から、ジムトレーナーに教えていただいた事をネットで調べた知識を交えながらお話ししたいと思います。
運動(筋トレ)で分泌されるホルモンは
- 成長ホルモン
- テストステロン
- セロトニン
- ドーパミン
- ノルアドレナリン
- エンドルフィン
等がありますが、その中の一つセロトニンは気分や集中力を左右すると考えられている神経伝達物質で、脳内のセロトニン量が増えると、心が落ち着いて爽やかな気分になるといわれています。
運動することにより分泌量は増加し、ある研究によれば約20分間の運動でその後12時間“幸福感”が持続すると言われています。
その一方、スイーツ等を食べた後にも同じように“幸福感”は増しますが、その持続時間は20分程度を言われ、逆に1時間程度経過すると食べる前よりもストレスや不安感が増すとも言われています。 これには血糖値が関係しているそうです。
最終的に運動には気分転換・ストレス解消・快眠・達成感・満足感が得られることにより、気持ちが前向きにする効果がありますので、皆様にもぜひ運動をお勧めしたいと思います。
一人一人の体調や適性がありますので決して無理をせず、自分のペースで運動を継続して習慣付けられれば、仕事や生活の質が向上させられると思います。