雨キャンプ
森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、眼科です。
突然ですが、雨キャンプという言葉をご存知でしょうか?読んで字の通り、雨の中キャンプするという事なのですが、通常の晴れた日のキャンプと違って雨キャンプはまた別の良さがあるそうです。
- 虫がいない
- キャンプ場がいつもより空いている
- 雨の日の自然はまた違った美しさがある。
上記は、ネットで雨キャンプ・良さで検索した所、ヒットした事柄です。
私はキャンプが好きで、何度かキャンプに行きましたが、今まで晴れのキャンプをした事がありません。
そう、悲しい哉、私は雨男だったのです。
物心ついた頃からインドア派だった私は、特別雨が嫌いという訳ではありませんでした。
通学通勤で濡れるのは勿論好きという訳ではありませんでしたが、雨の匂いや降る音は寧ろ好き寄りでした。
最近のキャンプブームでアウトドアと出会ってからでした、こんなにも天候が気になり出したのは。
雨男なんじゃないの?
ある日のキャンプ中の事でした。
小雨が降りだしたので、皆タープの中に避難し、雑談を交わしていた所、隣に座る友達に冗談まじりにそう言われました。
そんな事無いよ〜と返そうとしたその時、蘇る思い出の数々…
どれもこれも雨。
次第に強さを増す雨の中、そ、そんな事…ないよ〜…。
私の言葉は雨音にさらわれ、生い茂る木々の中、静かに消えていきました。
家に帰り、今一度自分の行ったキャンプを思い返してみると、驚くべき事に、一泊二日のうち一日は必ず雨が降っており、両日晴れだった事は一度もありませんでした。
私だ…私でした。
野外でのイベント事ではそういえば必ず雨が降っていましたし、豪雨でイベントが無くなった事もしばしば。泥濘んだ道にこの身が慣れ過ぎておりました。
それからでした。雨に敏感になったのは。
天気予報で雨と聞くと、心の中で当日は晴れる様に強く祈りました。
しかしどれだけ祈った所で、天候にこの想いが届く筈もなく。
心の中に吊るした、てるてる坊主は虚しく項垂れるばかり。
私は考えを改める事にしました。
雨キャンプ。これです。
虫のいない雨キャンプ。かんかん照りでぐったりする事もない雨キャンプ。普段より少し涼しい雨キャンプ。しとしと降る雨音を聴きながらコーヒーを飲む雨キャンプ。
やはり人間、気の持ちようで変わりますね。
キャンプ当日、やはり雨は降りました。しかし私の心は雨キャンプにチューニングしていた為、取り乱す事はありませんでした。滞りなく、テントを設営し、食事の準備に取り掛かります。実際に虫も少なく、涼しく、道は泥濘みますが、とても良い感じです。
雨の中の自然も美しい。晴れのパターンを知らないので、比較する事は叶いませんが、自然はいつだって美しいのです。
雨キャンプ、中々良いじゃないと思いながら、次第に強くなっていく雨と風。流石に嵐はやめて〜なんて皆で話していると、気付けばタープ内にも雨が流れ込んで来ました。スコップで雨の逃げ道を作り、なんとか荷物の浸水は防いだものの、地面はぐしょぐしょに泥濘み、テントは泥だらけ。あまりの雨と風に、明日の朝、我々は無事なのだろうかとテントに籠り震えるばかり。バタバタザァザァと鳴る夜は中々寝付けない。自然って凄いなぁと想いを馳せる雨キャンプ。嗚呼、雨キャンプ…。
翌日は昨日の雨が嘘の様にすっかり晴れ、撤収も晴れた日の下に行う事が出来ました。
本当に凄い雨だったねと交わし合う我々。苦行とも取れるこの(豪)雨キャンプ。友達と共に体験したからこそ、テントに残る雨粒が太陽に照らされて輝いておりました。
雨男という言葉は、元を辿ると中国の古事から由来している様です。欧米では雨男の概念はあまり無いようで、アジアの気候や風土によるものなのでしょうか。
また、欧米では雨でも傘をささない様で、多少の雨なんて気にしないみたいですね。
そんなメンタルを持ちたいなと切に思いました。それでは。






