中学生職場体験
森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、看護部長室です。
2025年11月19日〜21日の3日間、上鶴間中学校の生徒さん3名が森下記念病院に職場体験に来てくれました。
今回は、血液透析・腹膜透析医療、病棟での看護ケア、薬剤課、リハビリテーション、眼科など、医療現場のさまざまな仕事を見学・体験しました。生徒さんたちの真剣な表情がとても印象的でした。ここでは、その3日間の様子を紹介します。
【1日目】透析医療と救命体験にふれる
透析室見学
午前中は血液透析センターへ。スタッフから透析の仕組みや患者さんの生活について説明を受け、実際の機械や治療の様子を近くで見学しました。



搬送体験(車いす・ストレッチャー)
病棟では、患者さんを安全に移動するための車いす・ストレッチャー操作を体験。「ストレッチャーに乗っていると段差やスロープ傾斜を思った以上に全身で感じる」「車椅子をまっすぐ自走するのが難しい」など、学校では味わえないリアルな学びがありました。

透析患者さんのお話
昼食後には、透析治療を受けている患者さんから体験談を伺いました。「病気との向き合い方」「あきらめないことの大切さ」「生活の工夫」「白杖を使用している方を街中で見かけた時の声がけ」など、心に響くお話を聞かせていただきました。

AEDを使った一次救命(BLS)体験
午後はAEDを使った一次救命体験。
いざという時に行動する勇気の大切さを実感してもらいました。

1日目、無事終了!みなさんお疲れさまでした。
【2日目】療養病棟での看護ケア・リハビリ・腹膜透析外来
看護ケア見学
療養病棟で髭剃りやモーニングケアなど、患者さんの日常生活を支える看護を見学。生活を守ることの大切さを学びました。
血圧測定・聴診器体験
初めて触れる聴診器に興味津々。血圧測定やシャント音も聞かせていただき、医療の“基本”に触れた貴重な体験になりました。


リハビリテーション体験
理学療法士による歩行器体験や荷重負荷体験、ハンドヘルドダイナモメーターによる筋力測定など、身体の動きを科学的に評価するリハビリの仕事を体験しました。




◆ 腹膜透析外来・眼科検査見学
午後は腹膜透析の仕組みを見学した後、透析液の袋を開通する実践も行いました。その後、腹膜透析患者様から体験談を伺いました。
視力、眼圧検査を体験。
測定値を比較。眼圧検査の風圧にびっくり!視能訓練士さんの説明を真剣に聞く姿が印象的でした。
◆ 薬剤課での処方・調剤・一包化体験
2日目の最後は薬剤課での特別体験。
処方・調剤の流れを教わり、実際に“ドロップを薬に見立てて一包化を作る”という体験をしました。
薬剤師さんの説明を聞きながら、
- 処方箋の内容を読み取る
- 必要な数を正確に数える
- 小さなドロップを袋に入れて機械でシールする
という工程に挑戦すると、生徒さんたちはみんな真剣。
「薬ってこうやって作られているんだ!」
「一包化って意外と手間がかかる!」
と、楽しさの中にも学びの多い時間となりました。
ラスト1日!明日も元気に来てください。
【3日目】一般病棟での看護体験と心臓マッサージ
病棟ケアの見学と体験
3日目は一般病棟で基本ケアを見学しながら、ベッドメーキングや配膳にも挑戦。
ベッド上洗髪の見学も行い、患者さんの快適さを保つケアの工夫を知ることができました。
BLS(心臓マッサージ)
最終日は一次救命の仕上げとして心臓マッサージを体験。
「連続圧迫は思ったより大変」という声もあり、命を守る仕事の重さを肌で感じてもらえたと思います。


修了式
3日間のふり返りを行い、修了証を授与。
「将来は医師になりたい」「将来は薬剤師になりたい」「支援を必要とする人が生活しやすいようなものを開発する」といった具体的な将来像も聞かれました。

おわりに
3日間を通して、医療の現場で働く人たちの専門性とチームワークを肌で感じてもらえたと思います。今回の経験が、将来の進路を考えるきっかけになれば嬉しく思います。みなさんのおかげで、職員も患者様も楽しい時間を過ごすことができました。上鶴間中学校の皆さん、森下記念病院に来てくれてありがとうございました!











