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STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです

透析患者さんの痒みについて ②治療法

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

前回、透析患者さんにおける痒みの原因についてご説明しましたが、今回は治療法についてお話しします。

 

前回説明したように、痒みの原因は多岐にわたりますが、このうちの大部分を占めるのが、透析や加齢に伴う皮膚乾燥だといわれています。
皮膚乾燥と、それに伴う痒み神経の過敏を治すには、『スキンケア』と『痒み刺激を回避する生活改善』がとても重要な治療法です。
(参照:日本皮膚科学会雑誌第122巻第2号 汎発性皮膚瘙痒症診療ガイドライン

 

では『スキンケア』とは具体的にどのような事でしょうか?
『スキンケア』の基本は、『保湿』です。
保湿剤を塗ることで角層に水分を保つ事ができ、外部からの刺激から守ってくれます(バリア機能の改善)。また、保湿を継続する事で痒みを感じる神経が表面に伸びてくるのを防いでくれます。
洋服などの摩擦刺激や、引っ掻く事で二次的な湿疹ができてしまっているケースでは、場合によっては『抗ヒスタミン薬』や『ステロイド剤』の外用剤も必要となってきます。

 

痒みを訴える患者さんはこのように『塗り薬』いくつか処方されると思いますが、処方されたものの実際どうやって塗るのかよくわからない、という方は多くいらっしゃると思いますので、外用剤の使い方についてご説明したいと思います。

【塗り薬について】
(1)塗る部位:『保湿剤』と『その他の外用剤』の使い分け

処方される薬は大まかに『保湿剤』と『その他(赤み痒みのある部位に塗る薬);抗ヒスタミン薬やステロイド剤』に分けられます。
『保湿剤』は基本的に乾燥している部位全体に塗り、『その他の塗り薬』は痒い部位にピンポイントに塗ります。例えば、乾燥しやすく痒みを訴える方が多い部位の代表の、膝下を例にしてみると、膝下全体が乾燥はしているけれど、痒かったり赤かったりするのはスネの部分だけ、という場合がよくあります。この場合、『保湿剤』は膝下全体に塗り、『その他の塗り薬』は痒い・赤い部分に局所に塗ります。

 

(2)塗る順番:保湿剤→その他

一般に塗る面積の広い方から先に塗ります。
『保湿剤』と『その他(例:ステロイド外用剤)』を両方処方されている場合、塗る面積の広い『保湿剤』から先に塗り、後から『ステロイド外用剤』を湿疹等の病気の部分だけに塗ります。先にステロイド外用剤を病気の部分だけに塗ってから、保湿剤を塗るとステロイド外用剤が塗る必要のない部分まで広がることで、副作用が起きる可能性があるためです。
(参照:日本皮膚科学会 皮膚科Q&A 皮膚科領域の薬の使い方

 

(3)塗る量

使用量の目安としてFinger Tip Unit(FTU:フィンガーティップユニット)を用います。
チューブでは、成人の人差し指の先端から第一関節までの長さを押し出した量が1FTUで、約0.5gに相当します1,2)。ローションの場合は、1円玉大に出した量が1FTU(約0.5g)となります2)。瓶では、成人の人差し指の先端から第一関節の1/2までの長さをすくった量が約0.5gです3)。

 

1)Long CC et al.:Clin Exp Dermatol, 16(6), 444-447, 1991
2)中村 光裕 ら:皮膚の科学, 5(4), 311-316, 2006
3)「ヒルドイド®ソフト軟膏0.3%100g瓶からの製剤採取方法と採取量」
マルホ株式会社 彦根工場 品質管理グループ, 社内資料, 1-5, 2014

Finger Tip Unit

 

1回使用料の目安です。(それぞれ全体に塗った場合の)

FTU目安量

※塗る量が少ないと十分な効果が得られなかったり、塗る際に皮膚に摩擦力が加わってしまう場合があるので、適正量を塗りましょう。
『塗った後、ティッシュペーパーが張り付く程度』、というのも目安の一つです。

 

(4)塗り方

外用剤は塗り方によって効果にかなり差がでます。
塗り方で重要なのは、『優しく塗り広げる』です。

塗る範囲が広い保湿剤の塗り方を例にご説明します。

 

まずFTUを参考に適正量を指に取る

塗る範囲に数か所に分けて塗り薬を置く

手のひらで優しく丁寧に、擦り込まないようにして乗せるように塗り広げます。
体のしわ(皮溝)に沿って塗ると、ムラなく塗ることができます。

 

※成分が吸収されると思って擦り込んで塗る方が意外と多くいらっしゃいますが、
『擦り込む=肌に自ら刺激を与えてしまっている』ため、逆に痒みを悪化させる原因になってしまう事が多いです。
(参照:マルホ株式会社HP 透析治療を受けている患者さんへ スキンケアと保湿剤の塗り方

 

また、『スキンケア』と同じくらい重要なのが、『痒み刺激を回避する生活改善』です。
痒みを訴える方の中には、日常生活で無意識に痒みを誘発・悪化させる行為をしている方が実は多くいらっしゃいます。

【日常生活での注意点】
(1)入浴時

・熱いお湯、長風呂はさけましょう(そう痒症の方の湯舟の適正温度は40度以下といわれています)
・タオルでごしごし洗わない(タオルは皮脂を過剰に取りすぎるだけでなく、皮膚への刺激になってしまいます。手で洗うか、綿などの低刺激のタオルで優しくなでる程度にしましょう)

 

(2)衣類

・特に肌着など直接肌に触れる衣類は、木綿や絹など刺激の少ないものにしましょう。
・衣類のタグが触れる部分に痒みや湿疹ができる場合は、タグを完全に取るか、裏返しに着るなどしましょう。

 

(3)食べ物

・アルコール、香辛料は体が温まり、痒みが増強するので避けましょう。

 

(4)掻かないようにする!

・爪は短くきっておきましょう
・「孫の手」で背中を掻くのは逆効果です(一時的に痒みがおさまりますが、後に更に強い痒みになってかえってきます)
・痒い時は、冷やしましょう

 

 

たかが痒みと思われがちですが、透析患者さんの中には「痛いより痒いほうが辛い…」とおっしゃる方もいるくらい、痒みが重症化する事もあります。また、一度悪化するとなかなか治りづらい事が多いので、痒みの出はじめに早めに治療を開始する事が大事です。夏が終わり、これから乾燥してくる時期ですので、予防的に保湿しておくのもよいかと思います。

 

より快適な生活を送れるよう、生活習慣や薬の塗り方など、今まで気づかなかったポイントでいろいろ工夫できるところがあるようです。

透析患者さんの痒みについて ①原因

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

今回と次回にわたり、透析患者さんの皮膚そう痒症(かゆみ)についてお話します。

 

『痛いわけじゃないし痒(かゆ)みは我慢すればよいことだし…』、『痒みくらいでお医者さんや看護婦さんに相談しづらい…』と、痒みを我慢していたり、医療スタッフに伝えるのを遠慮したりしていませんか・・・?

 

『皮膚の痒み』自体、人間だれしもが必ず経験する症状ではありますが、透析患者さんにおける『皮膚の痒み』は、『透析そう痒(そうよう)症』という名称があるくらい、透析をされていない方に生じる痒みよりも頻度が高かったり、症状が強かったりします。

 

透析患者さんには皮膚の痒みを訴える方は実はとても多いです。
日本における透析患者さんの 60~80%に皮膚そう痒症が合併しており、そのうち約40%もの患者さんの症状は中等度以上の強い症状を訴えられています。

 

そして、そう痒症を伴う透析患者さんのうち33%の方が、かゆみが入眠困難の原因になっていることや、かゆみの程度と睡眠障害の程度が相関していることも報告されており、そう痒症は患者さんの QOL(Quality of life:生活の質) を著しく低下させていると考えられます。また、痒みが生存率と相関するという論文も報告されています。

 

透析患者さんのそう痒症の発現の原因については、決定的な因子はいまだ解明されていませんが、現時点では、下表のような原因が考えられています。

ほとんどの方がこれらのうち複数の原因がかかわっている事が多いです。

痒みのメカニズム

さらに詳しく解説していきます。

① 外因刺激に対する痒み感受性の亢進

  • 皮膚の乾燥により、痒みを伝える神経が皮膚表面に向かって伸長し痒みを感じやすくなる。
  • 引っ掻く事で、二次的な湿疹ができ、さらに痒みが悪化する。

 

透析患者さんでは、皮膚への水分供給が低下しており、角層(皮膚の一番表面)の水分量が低下しています。さらに、長期にわたる透析期間に応じて皮脂腺や汗腺が萎縮して、セラミドなどの皮脂や、汗の分泌が低下することにより、皮膚表面の水分が減少し、乾燥していきます。また、年齢に伴い、皮膚の天然保湿因(NMF:natural moisturizing factor)の低下、表皮細胞のターンオーバーの低下(皮膚の代謝が悪くなる)も生じるので、高齢の透析患者さんはいわゆる『老人性乾皮症』も合併しています。これらの原因により、透析患者さんの約90%が皮膚の乾燥がみられるといわれています。

では皮膚が乾燥するとなぜ痒みが生じるのでしょうか?

『皮膚が乾燥すると神経線維(C線維)の表皮内侵入とsprouting(表皮内神経伸長)が生じ、このためかゆみ閾値の低下が生じ,軽度の刺激により容易にかゆみが惹起される』

すこし難しい話ですが、つまり、皮膚が乾燥すると、『皮膚への刺激(服による摩擦や熱さ寒さの刺激など)』を『痒みだ』と感じ取る神経が皮膚表面に伸びてきたり増えてきて、神経が過敏になっているため、少しの刺激でも痒みを感じやすくなる状態に陥ってしまう、という事です。

透析患者の皮膚
(参照:マルホ株式会社HP 皮脂欠乏症の主な原因:透析

 

② 内因性痒み物質の蓄積

  • 尿毒素が体内にたまる
  • 血中カルシウム、リン濃度が高くなる
  • 血中副甲状腺ホルモンの濃度が高くなる

 

尿毒素による痒みの原因となる物質は特定されていませんが、中~大分子量の尿毒症物質が関係していると考えられています。また、血中のリンやカルシウム濃度が上昇すると、骨以外の様々な組織に石灰沈着する、異所性石灰化を引き起こします。血管に沈着すると動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞を引き起こし、関節だと関節炎、皮膚だと痒みを引き起こします。さらには副甲状腺ホルモンの濃度が高くなることでも痒みが引き起こされます。

 

③ 痒みメディエーターの過剰産生

  • 痒みメディエーター(痒みを媒介する物質:ヒスタミン、サブスタンスP、サイトカインなど)が過剰に産生される

 

痒みメディエーターという物質が皮膚で産生されることで、痒みを感じる神経が刺激され、『痒い』と感じるようになります。この痒みメディエーターのうち、ヒスタミンは、皮膚の肥満細胞という細胞や表皮ケラチノサイトから作られる物質で、いわゆる蕁麻疹や花粉症に関与する痒み物質です。抗ヒスタミン薬という内服薬を飲むことで比較的治まりやすい痒みの原因物質です。

さらに透析患者さんの痒みにはこのヒスタミンとは異なる痒みメディエーター(サブスタンスP、サイトカインなど)が過剰に産生される事が知られており、抗ヒスタミン薬の効果が乏しいため、難治です。これらがどこから作られるかというと、①ででてきた神経細胞などからです。

 

④ 脳内の痒み制御メカニズムの異常

  • 痒みを誘発する物質(内因性オピオイド:βエンドルフィン)の血中濃度上昇

 

中枢神経や末梢神経にあるオピオイド受容体は、疼痛、鎮静、鎮咳、消化管運動抑制などに関わり、μ(ミュー)、δ(デルタ)、κ(カッパ)の3種類のタイプがあります。この中でもκ受容体は透析による痒みなどに対して深く関わるとされています。
この3タイプの受容体の作用発現特性はサブタイプごとに異なり、κ受容体はμ受容体と相反する作用を示すとともに、μ受容体の作用を抑制する働きを有することが知られています。このあたりの話は難しいので簡単に要約すると、

『μ受容体が優位になると痒みが発現し、κ受容体が優位になると痒みが抑制される』ということです。

透析患者さんの血中ではこのμ受容体を活性化するβエンドルフィンの血中濃度が上昇するため、中枢性の痒みが生じます。κ受容体が優位になるとかゆみが抑制されるのではないか、という研究から発売されたのがナルフラフィン(レミッチ®)という内服薬で、透析患者さんに適応がある薬です。

 

次回は治療法についてお話していきます。

焦っています。

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは。リハビリテーション室です。

 

私事で大変恐縮なのですが、
焦っています。

 

今年の夏が終わる!!

 

基本的にインドアな私でも夏といえば陽気につられて外に出かける、そんな季節だったはずなのに、
今年は梅雨が長かったせいか夏の始まりを感じそびれ…
夏らしい陽気になってもコロナ禍の今外出もできず…
毎年9月中旬に行われる地元のお祭りで、神輿を担ぎ、打ち上げ花火を見上げながら夏の終わりを感じるという私のルーティーンも今年は中止に…

 

終始、夏らしいイベントに縁がなかったため、秋が迫っていることも気づかずにおりました。

 

ということで、夏を取り戻すために最後の悪あがきを実行。

 

手持ち花火1      手持ち花火2

手持ち花火イベントを個人的に開催しました。
幾許かの心残りはございますが、無事に夏を締めくくることができました。

 

皆様はどんな夏を過ごしましたでしょうか?

 

来年は例年通りの夏を迎えられることを願うばかりです。

皆様のご協力に感謝いたします

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様
こんにちは、2階病棟です。

 

日が短くなり、すっかり秋になってきたなと思う今日この頃ですね。
気がつけば今年も残すところあと3ヶ月‼早いものですね。今年は特に早いと思ってしまいます。

 

新型コロナウィルスの流行で生活様式を変えざるをえなくなり、皆さま職場でも、ご家庭でも、ご苦労されることが多いと思います。
当病棟でも面会禁止になってから患者さまにもご家族さまにもご不便かけております。
また、入院患者さま、ご家族さまのご理解ご協力、大変感謝いたしております。ありがとうございます。
新型コロナウイルスの1日も早い終息を願うのみです。

 

これから寒くなりインフルエンザも流行してくる時期になりますが、うがい手洗い、マスクで乗りきりましょう!

脂肪肝について

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは。超音波課です。

 

朝夕は涼しい風が吹き、短い秋の訪れを感じられるようになりましたね。
今年の夏は、猛暑や長雨などで体調を崩された方も多かったのではないでしょうか?
コロナ太りなど、よく耳にしますが、超音波検査をしていると、よく出会う超音波所見に脂肪肝があります。
今回は、脂肪肝について、少しお話ししたいと思います。

 

脂肪肝

脂肪肝

正常肝臓

正常肝臓

上の画像は下の画像と比べ肝臓が白くなっているのが、おわかりになると思います。
これが脂肪肝の大きな特徴です。

 

我が国では、1980 年以降、脂肪肝が急激に増加し、全国の人間ドックで 1984 年には 10%以下だった脂肪肝が 1995 年には 25%を越え、最近の大規模調査では 27.9%と報告されています。人間ドックでは、最も頻度の高い異常所見のひとつとなっています。

 

病理学では、従来30%以上の肝細胞に脂肪滴を認めるものを脂肪変性と定義されています。超音波検査では30%以上の肝臓内脂肪化を有する場合に脂肪肝と診断され、この診断精度は良好であることが報告されています。

 

脂肪肝の原因には大きく分けてアルコール性と非アルコール性があり、近年は非アルコール性の脂肪肝、そして脂肪肝から進行する肝臓病(NAFLDもしくはNASHと呼ばれます)が大変注目されています。この原因の多くは、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧などメタボリックシンドロームがもたらすことが考えられています。肥満や糖尿病の人は、インスリンの働きがにぶくなり肝臓に脂肪がたまりやすくなるといわれています。

 

肥満体型ではない人でも、運動不足と不規則な食事で、たった2~3キロ体重が増えただけで肝臓へ中性脂肪がたまる可能性があるとも報告されています。

 

また、肝臓などにたまった脂肪は遊離脂肪酸として放出され、運動のための直接的なエネルギー源になり、1週間に250分以上、1日に換算して30分以上の運動を続けると、肝臓にたまった脂肪が減りやすくなるそうです。

 

通常の脂肪肝は、適切な治療を受け、食生活の見直しや適度な運動を取り入れることで改善されるとされていますので、秋の風を感じながら散歩など、軽めの運動習慣や食生活の見直しを始めてみてはいかがでしょうか?

 

withコロナ時代を元気に乗り切りましょう。

 

 

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは。外来処置室です。

 

朝晩はだいぶ過ごしやすく感じ、少しずつ日暮れの時間も早く感じるようになってきましたね~!

 

外来にも秋を感じられる飾り物があります!
外来飾り秋1外来飾り秋2外来飾り秋3外来飾り秋4

 

皆様気づきましたか?
まだの方、ぜひ秋を見つけてくださいね!!

みんなで野菜を育てています!

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様
こんにちは、保育所です。

 

今年度、初めて食育の一環ということもあり5月から

  • ミニトマト
  • ガーデンレタス
  • ナス
  • バナナ
  • パプリカ

を栽培しています🍅🥬🍆

 

ミニトマトの品種は『ジャングル』。
1株に150個実る‼︎ということで300個収穫予定で栽培をスタートさせました。
実がなる前から期待でいっぱいの子どもたちと収穫表を作り、期待値はMAX‼️
幼稚園生がトマトの絵に色を塗り、それを自分達で1つずつ切って準備万端。
表に貼る気満々です。

8月22日現在、122個取れました。長梅雨で日照不足もあり300個には届いていませんが成長の様子、収穫の喜び、美味しく食べる…ということが出来たので大満足です。
トマト収穫表収穫シール

 

今までに2回程、写生も行いました。
「お花がバナナの皮を剥いたのに似ている」
「(実が)緑から赤に変わった」
など発見もしながら楽しげに描いていた子どもたちです。 
トマト収穫トマト写生

 

これからも色々な野菜を育て、それを使ってクッキングも出来たらいいなと活動への期待も膨らんでいます。

森下記念病院スタッフブログ

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは。総務課です。

 

当院がホームページを4月にリニューアルしてから始まりましたこちらのスタッフブログ。
皆様お楽しみいただけておりますでしょうか?

 

現在では週2回の更新を行い、当院の様々な部署からの情報を皆様に発信しております。
仕事の話や日常の話、さらには院長先生の医療全般から腎臓病に関する話など、内容は多岐にわたります。
これらはスタッフに「ブログの記事をお願いします」とお願いをして自由に書いてもらっているものです。各部署様々な特色が出ていて、編集、更新作業をしている私自身が毎回記事を楽しみにしております。

 

スタッフからも、「ブログ見たよ」「○○部署ではこんな取り組みをしているんだね」などの話をよく聞く様になり、病院内でも情報を共有する新たなきっかけになっております。

 

普通では中々知ることのできない病院の雰囲気や取り組みなどを、これからも定期的に発信してまいります。これをきっかけに森下記念病院を知っていただき、こういう雰囲気の病院なんだ、こんな活動をしているんだ等がスタッフブログをご覧の皆様に伝われば幸いです。

 

当院をご利用される皆様のお力に少しでもなれるよう、今後もスタッフブログを更新していきたいと思います。

おかげ様の新型コロナウイルス感染予防

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは。腎センター看護部です。

 

暑い日が続いていますね。涼しくなるまでもう一息!!体調を整えて過ごしましょう。

さて、新型コロナウイルスが発生してから8か月が経過しようとしています。
終息する気配もなく、日々ビクビクしながらの生活が続いていますね。
この先、秋・冬と季節は変わり、さらにインフルエンザやノロウイルス等の感染症も増加してくると予想されます。
幸い、当院に通院されている患者様の新型コロナウイルス感染は今のところ0です。

患者様、職員共に自宅での体温チェックを行い、異常時は、来院前の連絡を必ずしていただきます。
送迎車をご利用の方についてもドライバーさんのご協力により、乗車前の体調・体温確認を行い、安全に来院できるよう配慮していただいています。
また、患者会の会長さんからも患者自身の体調管理と、感染予防、異常がある際の病院のルールを守るよう会員の皆様にお声掛けくださり、お陰様で今日を迎えられているのだと感じています。

 

血液透析中の患者様は眠っていることも多く、せっかく装着しているマスクがずれて鼻が出ている事も・・・。
私は、フロアーに伺った際、マスクが良い位置に装着できているか確認し、ズレている時はすかさず直す!よう、行動しています。
患者様自身で気を付けていただく事はもちろん、サポートも忘れません=^_^=

 

これからも患者様、スタッフの協力で感染予防をしていきましょう!!

我が家のぷち夏祭り

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、医療福祉相談室です。

 

新型コロナウイルスの影響で気持ちにゆとりのない日々を送っておられる方も多いでしょう。
残念ながら今年は地域の納涼祭や花火大会も中止になってしまい、地域の方々からも寂しいという声をよく耳にします。

 

我が家では小学三年生以下1歳までのちびっこを対象にプチ夏祭りを実行することになりました。
かき氷、綿菓子、ポップコーン、焼き鳥、焼きそば、フランクフルト、ヨーヨー釣り、光るブレスレット、光るバトンなど、夏祭りと呼ぶには少々物足りないものの、夏の風物詩のかき氷の旗が手に入り、家族一同、雰囲気が盛り上がりました。
ささやかなお祭りでしたが、ちびっこ達は喜んでくれて、やって良かったと自己満足の大人たち。

 

花火大会は友人がメールで送ってくれた地方で打ち上げられたオリンピック花火!
それはそれで素晴らしく、小さなスマホの画面で繰り返し楽しみました。

 

来年は楽しい夏休みが来るのでしょうか。コロナが1日も早く終息しますように・・・これでは神頼みかな?

患者様が安心した生活が送れますよう、相談室一同お役に立てるよう頑張ってまいります。