スタッフブログ

STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです

進歩

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、臨床工学課です。

 

早いもので2021年ももう4分の1が過ぎようとしています。
早いと言えば、私たちの身の回り物の進歩もめまぐるしいものがあります。

 

自動車で言えば、約20年程前に初めてハイブリット車が開発され、今では自動ブレーキや電気自動車が当たり前になってきました。
連絡を取るためにポケットベルを使用していたと思えば、PHSや携帯電話になり今ではスマートフォンを誰もが持っているようになりました。

 

同じく、私たちが使用している医療機器も格段に、急激に進歩しています。

 

身近な医療機器で言えば体温計は即座に体温が測れるような物が出てきましたし、眼鏡も医療機器の一つで、遠近両用の物やレンズが極薄の物が開発されました。

病院で使用するもので言えば、内視鏡は昔よりも遥かに細かいものを高精度で診る事ができるようになり、透析患者監視装置は安全機構が増え、より細かく患者様の情報を得ることができるようになっています。

 

こうした物の進歩は同時に操作の複雑さが増したり、新しい技術や知識が必要になってきます。
私たちも日々、勉強、技術を磨き、道具に負けないように進歩していきたいと思います。

学位(医学博士号)を取得しました。

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

本年1月に学位(医学博士)を取得し、先日母校の慈恵医大にて授与式が行われ出席しました。

 

学位取得に当たっては血液透析患者と腹膜透析患者のカルシウムや副甲状腺ホルモンの管理に関しての先行臨床研究を行い、さらに腹膜透析患者における掘り下げた臨床研究を行いました。この結果として2つの英文誌への論文掲載が認められ、その後学位論文を完成させプレゼンテーションを行い、無事取得に至りました。

 

この過程では、指導教授をはじめ多くの先生方にご指導いただき、さらには家族のサポートを受けて完遂することが出来ました。ご支援いただいた皆様に大変感謝しております。

 

より良い腎臓病治療・透析医療を提供するために、何ができるかを考えながら、日々の診療を続けていきます。引き続き、頑張ります。

 

何気ない一言

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、外来看護部です。

 

人生毎日が勉強だと痛感することがあります。

 

先日、19才の娘と何気ない会話をしていた時に、私が言った一言が娘の気分を害したようです。
娘は「言い方が最悪だし、考え方がひねくれてる」と私に言いました。最初は「親に向かってなんて生意気な娘なんだ」と思い、無視していました。
しかし、言われた内容と私が言ったことを落ち着いて考えて、娘の言い分は間違いではなく的を得ていると感じ反省しました。
私は娘に対し「お母さんは嫌な言い方をしていたし、気を付けるね」とそのあと素直に話しました。
すると娘はニッコリうなずいてくれました。

 

普段仕事の時に、患者様やスタッフに対し知らず知らずのうちに、相手を傷つける言葉を使っているかもしれません。
この出来事をきっかけに今後、人に話をする時は言葉に気をつけようと痛感しました。

 

改めて自分の言動を振り返るきっかけを与えてくれた娘に感謝したいと思います。

春へ模様替え

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様こんにちは、保育所です。

 

3月になり満開の河津桜🌸が保育所の窓から見え、春の訪れを感じています。子ども達の中には、花粉症に悩まされる子もいます。鼻水・クシャミ・目が腫れたりして辛そうな今日この頃です。

 

室内の壁面も冬から春へ模様替えをしました。

冬バージョンは廃材の段ボール・お菓子の空き箱・再利用の毛糸やフェルトなどで鬼を作りました。貼る場所や色などにより、表情の違うユーモアたっぷりの鬼が出来上がりました。

壁(鬼)

春バージョンは塌菜(タアサイ)の根元を切ったものでスタンプし、花を作りました。そして、顔を描ける子は顔を、描けない子は点描や引き線の作品になりました。

壁(顔)

色合いもグッと春らしく明るくなり、気持ちもウキウキしてしまいます。

 

4月から小学生になる5名との別れもあと少し。赤ちゃんの時から成長を見守ってきて感慨深いですが、これからも大きく成長してくれることを願い、残りの日々を楽しく過ごしたいです。

春が来た

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、超音波課です。

 

緊急事態宣言が解除とはなりましたが、“コロナ疲れ”という言葉も多く聞かれるようになりました。

なんだか暗い気持ちになったり、以前とは時間や季節の流れがすっかり変わってしまったように感じる方も多いのではないのでしょうか。
私もそうです…

 

ですが、最近は寒さ・暖かさを繰り返しながらも、日々暖かくなっているのを感じます。
通勤時にあたりを見回すと、路地に可憐な花々が見られるようになってきました。
(私はオオイヌノフグリを見ると、春が来たと、うれしくなります(^^♪


皆様は春が来た(^^♪と思うのはどんな時ですか?

 

今年の桜開花予想は全国的に例年よりも早いと予想されていましたが、東京では早くも満開が観測されました。
コロナ禍では、以前のようなお花見や宴会はできませんが、密にならず、しっかり感染対策を取りながら、満開の桜の下を歩きたい。季節の移ろいを全身で感じたいですね。

春がやってきました!皆さん、共にコロナを乗り超えましょう!

癒される風景

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、透析看護部です。

 

苗場風景

こちらは一昨年の家族旅行の時に撮った写真です。

苗場の青い空と目に優しい緑の山々。壮大な自然を間近に感じ心が癒されました。

このコロナ禍の中、何事も思うように行う事が出来ず我慢の日々。

最近特に年を感じる私にとって憂鬱になってしまう日もある今日この頃ですが、この写真を見るとその時の感動を思い出し、心も晴れやかになります。

 

皆様にも思い出の場所はありますか?

旅行も中々出来ない今、昔撮った写真などを見返して、現在の状況が良くなった後のことに思いをはせることで元気がでてくるような気がします。

 

春めいてきた今日この頃

黄色、桃色の色鮮やかな花

そして若葉を付ける木々を目にすると心が和んでいく

 

この状況をみんなで乗り切って、早く思いのままに出かけられる日が来ますように。

3.11 東日本大震災から10年

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、相談室です。

 

2011.3.11のあの日から10年になろうとしています。
先日、2月13日にも大きな地震がありました。
津波の被害が無くて何よりでしたが10年前に被災した方々は再び恐怖に襲われたことと思います。

 

10年前の3月11日、私は横浜駅近くの研修会館で県のソーシャルワーカーの新人研修に参加していました。
その日は研修の最終日で、各グループの課題発表の日でした。全グループの発表が終了した直後にいつまでも止まらない大きな揺れが続き、どうなってしまうのだろうと机の下に身を隠し、声も出ませんでした。
結局、研修後に予定していた懇親会どころではなく、横浜市民防災センター皆で一時避難したのですが、いつまでたっても電車が止まっているという以外何の情報もありませんでした。県内各病院から参加していたので各々の帰宅方面ずつのグループが出来、明るいうちに自宅を目指して歩こうという事になり、不安の中私たちは16号線を横浜から相模原へ向かう事にしました。小松会病院、相和病院の相談員さんと一緒だったのは心強い限りでした。自分の家族や職場がどうなっているのかさっぱりわからない中、相和病院の相談員さんが何とか奥さんと連絡が取れ相模原の緑区から16号線を横浜に向かって迎えに来てくれることになりました。道路は停電で真っ暗。しかも渋滞でひどく時間がかかりましたが、無事家へ着く事ができました。我が家(海老名)に送って下さりとてもありがたかったです。

 

その日の我が家は、長男はお嫁さんが我が家に引っ越してくる日、次男は町田にいて徒歩で帰宅、お嫁さんは幼稚園の園バスが踏切を渡れず円まで子供を迎えに行ったと報告があり、お互いの無事を確認しホッとしました。

 

娘が最近あるサークルで3.11の時どうしたかと話をする機会があり、知人はこうだったよと話が出ました。
彼女は柔道整復師で整体院に勤務していて、10年前は独身だったこともあって、整体院にはベッドもあるので職場に泊まったそうです。
また同僚は子供さんもいたので自転車を買い、小田原から県央まで自転車を走らせたそうです。彼女はトライアスロンをやっていたので体力にも自信があってこの方法を選んだのですね。

誰もがあの時大切な家族の顔が一番に浮かんだことと思います。

 

時代はさかのぼって平安の末期、京の都を襲った大地震と続く余震、旋風(竜巻)を鴨長明が方丈記の中でとてもリアルに書いています。3.11の時の映像が重なって、その時の光景が浮かんできます。そして時間が経つにつれ忘れられ話題にすらならないと風化現象の事も言っています。800年以上も前に書かれたものですが、私たちへのメッセージとも受け取れる記述がたくさんあります。

 

コロナや災害と不安ばかりの中で相談員の仕事が少しでも何かの手助けになるよう頑張っていこうと思います。

震災で亡くなられた多くの人々のご冥福をお祈りいたします。

この時期の悩み

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、2階病棟です。

 

3月に入り少し暖かくなってきましたが、この時期に悩むのは…花粉です!
花粉症の方々はわかりたくともわかって下さるはず!
我が家はみんな花粉症なので花粉の時期はティッシュの消費が多くなります。
しかも鼻が荒れちゃうのでちょっといいティッシュを使っているのでなおさら出費が痛いところです。

 

昔は春が陽気もよく一番すきだったんだけどなぁと思うことがあります。
いつからか戦いの季節になってしまいました…

 

今年は感染対策的に目のかゆみとどう戦おうと悩み中です…
色々対策しても頼ってしまうのは早めの内服と目薬ですよね。
今年も眼科さんにお世話になります!
そして、迷ってましたが花粉予防メガネを買い換えようと思います!

 

花粉症の方々!
コロナ対策と花粉対策頑張って乗り越えましょう!

検温のご協力

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、総務課です。

 

現在当院では新型コロナウィルス感染拡大に伴い、入館の前に検温と問診を実施させていただいております。冬の寒い中であっても嫌な顔せず本当に快く皆様にはご協力していただき大変感謝しております。中には「大変だね、ご苦労様」とスタッフにお声を掛けて下さる方も多く、皆様からの温かいお言葉がスタッフ一同の励みにもなっております。

 

ここ数か月皆様に検温と問診をしていて気が付いたことがあります。

一つ目はマスクの着用です。以前は鼻マスクになっている方も多かったのですが、最近は皆様しっかりと鼻から顎までマスクで覆い着用されていらっしゃるなと感じます。

二つ目はアルコールによる手指消毒ですが、こちらも以前に比べ、指先から手の表裏、そして手首まで、手全体にしっかり消毒を行っているなと感じております。

皆様の感染に対する意識が確実に高まっていて、医療従事者として大変感動しております。

 

緊急事態宣言解除やワクチン接種開始など、新型コロナウィルス対策も新たな局面を迎えておりますが、手洗い、マスク、不要不急の外出自粛などの感染予防対策の基本を変わらず継続することが大切ですので、これからも感染対策をしっかりしてこのコロナ禍を共に乗り越えましょう!

 

 

コロナと麻婆豆腐

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様
こんにちは、放射線課です。

 

前回のブログで「みんなで食べる食事の重要さ」を書きましたが、今回は少々砕けて麻婆豆腐のお話です。

前回ブログはこちら! 「第51回 絆の切断と食事」

 

私はネズミの「グリとグラ」同様、お料理すること食べることが大好きです。得意な料理は中華料理。それも四川料理です。私の料理の師匠は平野鉄也という人。惜しくも数年前に他界されてしまいましたが、多くのファンを持つ名店「静蓮」の店主でした。
平野さんは、日本の四川料理の神様と言われる陳建民のお弟子さんでした。建民さんの息子の「中華の鉄人」陳建一さんは平野さんの兄弟子になります。その「静蓮」で食べた陳麻婆豆腐の美味しいことといったらありませんでした。感動した私は、人の良い平野さんに半ば強引に弟子入りを申し込み「店が休みの日ならば」という条件付きで料理を教えていただくことになりました。もっといろいろな料理を教えていただきたかったのに残念でなりません。

若輩者ですが、この味を受け継いだ私は、平野さんの味を伝道するため、たまに料理会を開催し麻婆豆腐の中毒者を製造しています。

 

麻婆豆腐の「麻:マー」は痺れるという意味があります。
ところで皆さんもご存知の「陳麻婆豆腐」は、四川省の山椒の花椒(ホァジャオ)と郫県豆板醬(ピーシェンドーバンジャン)と豆豉(ドウチ)葉大蒜などを使った四川を代表する料理ですが、名前の由来は、陳お婆ちゃんが作った豆腐料理という意味です。
その味たるや「辛さ」「しびれ」「旨さ」が相まって白飯が進むこといったら。しかし、強烈な「辛さ」と「しびれ」は、胃をワキワキとさせ、体中の毛穴から汗を噴出させ、脅威のデトックス作用を感じさせるものでした。

 

少しでも早く、みんなで楽しくご飯を食べられる日がくることを願う今日この頃です。