スタッフブログ

STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです

ご心配をおかけして申し訳ございません

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、院長です。

本邦での新型コロナウイルス感染が発生して以来、日々更新される情報をもとに院内感染対策を施してまいりましたが、ホームページで公表させていただいた通り、11月11日に当院職員の新型コロナウイルス陽性が判明いたしました。保健所との確認のうえ濃厚接触者は0名となっており、また、標準予防策を講じたうえでの接触者のPCR検査を15名に行っておりますが、結果はすべて陰性となっております。

当院の患者様およびご家族、そして当院職員とご家族には多大なるご心配をおかけしていることをお詫び申し上げます。また、重ねて皆様には日ごろからの感染対策に協力していただいていることに感謝申し上げます。

引き続き、院外・院内を含めて感染対策、職員の感染のリスクを伴う行動の自粛を徹底し、当院に関わる皆様が少しでも安心していただけるように尽力してまいります。

絆の切断と食事

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは。放射線科です。

 

今回のテーマは、「災害」と「食事」について。

 

2011年の東日本大震災では、日本中の人々が自然の驚異を目の当たりにし、成す術もない無力さに打ちひしがれました。しかし、震災後にボランティアを始めとする人たちが、県を越え、国を越えて集い、つながりを強め新たな絆を作り上げていきました。不安と絶望を抱え、明日からの生活を心配する被災者たちが、全国から集まったボランティアの振舞う炊き出しで、どれだけ多くの笑顔を作り出したか知れません。

 

誰かが言っていましたが、「『生きている』『腹がふくれる』『笑顔になる』の三つがあれば人間なんとかなる!」と。これは、みんなで楽しく食事をすれば、笑顔になって生きる活力がわいてくると私は解釈しています。平時では余り気にしていなかった「みんなで食べる楽しい食事」は、コミュニケーションを重要視する人間社会特有のツールであり、人と人を結ぶ大切な絆なのでしょう。

 

地震、台風、津波、洪水といった自然災害は、建物やインフラに甚大な被害をもたらす物理的な破壊ですが、上記したように人々の心の中にある「他者への思いやり」をかきたて、絆を強める作用もあります。しかし、今回のCOVID-19は感染災害といわれるもの。人と人を切り離し孤立させ、人間社会そのものである絆を断ち切り、心の萎縮を促し相互扶助の気持ちを低下させる、精神的な破壊をもたらす極めて陰湿で怖い災害です。

今回の事態は、単に「今を我慢すれば元通りになる」というものではありません。これを契機に今までの私たちの社会のあり方を見直す必要があるのではないかと思います。

人間は、昔から食事を社会的手段として活用し、信頼できる人間関係を構築してきました。しかし、三蜜を避ける現状では既にそれは破綻し、更なる自粛を余儀なくされています。共に食卓を囲む仲間たち。それは家族であり、友人であり、恋人であり、職場の同僚たちです。

感染災害がもたらす最大の利点と言えば、「対面の食事の大切さ」を気付かせてくれたことかも知れません。そしてコロナが制圧収束され、再び食事の制約から解放されたときの喜び、仲間と共に食事を楽しめるといった幸福感を味わえることなのではないでしょうか。

 

電話面会とオンライン面会

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、3階病棟です。

 

朝晩はすっかり冷え込むようになってきましたね。
温かい食事がとても美味しく感じられる季節になってきました。

 

当院では新型コロナウイルスの感染対策として、面会を禁止させていただいております。
入院患者様、ご家族の皆様には、ご理解ご協力を頂き感謝しております。

 

入院患者様からは、「家族に会いたいなぁ」「いつになったら家族と会えるの?」
というお声が多数、聞かれます。
3階病棟ではスタッフが補助を行いながらの電話面会とLINEアプリを使用したオンライン面会を行わせていただいております。

 

電話面会ではご家族の声が聞け、近況などの報告が出来てとても喜ばれています。
「元気にしているよ。」「ちゃんとご飯も食べているよ」などと患者様もご家族様に安心してもらえるよう一生懸命ご自分の状態を話されています。

 

オンライン面会は、タブレットを使用し行っているのですが、患者様はテレビ電話が初めての方が多く、画面に映し出されたご家族のお顔を不思議そうにじっと見つめたまま・・・
しばらくしてご家族の声が聞こえてくると、安心したようにお話され画面のご家族に笑顔で頷いたり手を振ったりしていました。
先日もとても久しぶりに画面越しに会えたご家族のお顔を見た瞬間、患者様は涙ぐみ声を詰まらせてしまいました。その様子を見たご家族も泣いてしまい、その場に立ち会ったスタッフももらい泣きをしてしまいました。

 

このコロナ渦において家族の絆の深さ、家族の支えの大切さを日々改めて感じています。
直接会えない状況が続いておりますが、病棟スタッフ一同、患者様、ご家族様が安心できるように努めさせて頂きたいと思っております。
電話面会・オンライン面会をご希望の際は、お気軽にご連絡いただければと思います。

 

電話面会・オンライン面会のご案内

お一人での電話が困難な3階療養病棟入院患者様との電話面会サポートについて

LINEアプリを使用したテレビ電話面会のご案内(3階病棟)

 

乾燥しませんか?

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆さん、
こんにちは。健康管理センターです。

 

コロナ渦の中、当院の健康管理センターをご利用いただき、ありがとうございます。
人間ドックを受診の方で、気になるのが皆様おしゃれなマスクをしているなぁと思います。
特に女性限定の日はかわいいマスクがいっぱいです。

 

少し前は暑く、マスクの中で汗をかいていたのに、この頃は唇や口回りの乾燥がすごいです!!

対策調べてみました。(今はネットで何でも調べられますね…)

吐いた息が水蒸気となり、マスク内に充満・肌に付着することで、蒸発する際に角質層の水分が奪われるため、乾燥するそうです。不織布マスクは特に乾燥してしまうとのこと…。

 

予防として

  • 不織布マスクを使用するときは、マスクの内側にガーゼを挟んで使用すると、マスク内の蒸れが解消できるとのこと。
  • 蒸れやすいため、雑菌が繫殖しやすくなります。防ぐためにはマスクを定期的に取り換えて、換気をすることも大切です。
  • マスクのサイズ、皆さんあったものをご使用ですか?サイズが合わないマスク、擦れによって肌に刺激が加わり、かぶれや肌荒れしてしまうことも。
  • マスクを外した際は、こまめに保湿を…。マスク内で発生した水蒸気によって、ふやけた状態の肌が外気にさらされ、肌の水分まで持っていかれるため繰り返すと、乾燥しやすい状態になってしまうとのこと。

 

いろんなことがわかりました。

私自身も唇の乾燥にはリップクリームを、手洗い、アルコール消毒で乾燥した手にはハンドクリームで労わってあげたいと思います。

空気が乾燥するこれからの季節、風邪をひきやすくなりますので部屋の保湿などもして、気を付けてくださいね。

 

ある朝のできごと 通勤時のTOKYO FMから~私にできることは何?~

 

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様
こんにちは!看護部長室です。

 

朝晩と過ごしやすく、すっかり秋の風になりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
先日、通勤時にあらためて考えることがありましたのでご紹介させていただきます。

 

  • 東日本大震災

通勤時にTOKYO FMを聞いていましたら、「東日本大震災から今年で9年経過しました。」と流れてきました。当時、小学生や中学生、高校生の皆さんが今は大学生となり、社会人となって地元で働きながら復興活動に励んでいる!という大変エネルギーに満ち溢れたお話しをされていましたので、惹きつけられ真剣に聞き入っていました。

 

2011年に東大震災が起きました。当時私は、大津波が町を飲み込む光景をTVで何度も目にしました。おそらく世界中の人々がその光景を目の当たりにしたのではと思います。「大変な事が起きた!」「何とかしなくては!」と多くの人々が感じました。そして、日本国内だけではなく、世界中の人々から支援の手が差し伸べられました。

 

小学生や中学生、高校生だった皆さんが当時を振り返り話す言葉は、「自分にできることは何か?」を考えながらこれまで進んできたとのことです。大切な友達の分まで精一杯生きること、復興支援のために自分にできることは何か!と。

 

  • 自分にできることは何か

私たちはこれまで、「自分は何をしたいのか?」「私の夢は何?」という問いを立ててきたのではないかと思います。その夢や、「自分の幸せ」「自己実現」に向かって努力することが当たりまえと考えてきた側面があるのではないかと思いました。

しかし、大震災を目の当たりにした多くの人々は、「自分が何をしたいか」ではなく、「自分にできることは何か?」と考え前を向き、支援に乗り出したのです。

 

  • 比較することは無用

「自分の夢は何か?」という問いを立てれば、どうしても他人との比較が生じてしまうこともあります。その昔「勝ち組」「負け組」などの言葉が流行したこともありました(ご存知でしょうか笑)。夢が実現できなければ「自分の努力が足りなかった」「私の能力が備わっていなかった」など自己否定に向かうこともあります。

一方、自分にできることは何か?という問いを立てると、今、自分に備わっている力や能力のうち、「人や社会に役に立つことは何?」「その中で活躍できることは何?」ということに意識が向きます。そこにあるのは自分らしさへの方向転換だと思います。

 

  • 一人ひとりの存在が素晴らしい!

どの人にもその人らしい個性があります。立場や状況が違っていても、人間一人ひとりは、全く異なるかけがえのない存在価値を持っていると思います。その多様性の中から「自分らしさ」を発見し、それを輝かせていくことが、人々の役に立つことに繫がっていくのかもしれません。

 

■あらためて考えるきっかけへ

その日は真剣に考えながらの通勤時間でした。

病院に到着し更衣室に行きますと、入り口で一人のスタッフとすれ違いました。まるで真夏のひまわりのようなキラキラ笑顔の挨拶は、何とも爽やかで優しいことこの上ない!朝の挨拶一つで、相手に幸せな気持ちを送れるそのスタッフの個性や存在が素晴らしいなと思いました。周りの人に笑顔で挨拶すること、それは直ぐに取り組める“私にできること”の初めの一歩なのかもしれません。

 

私にできることは何?

職場の中で自分にできることは何?

プライベートで自分にできることは何?

 

TOKYO FMからのエネルギーに満ち溢れた思いと、真夏のひまわりのようなキラキラ笑顔を受け、あらためて考えさせられた朝のできごとでした。

東日本大震災において被害に遭われた皆様、復興にご尽力される皆様の思いが一日も早く実現しますようにあらためてお祈り申し上げます。

バーベル何キロ持てる?

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、薬剤課です。

 

気温も下がってきて季節はもうすっかり秋。
そう秋といえば・・・

 

筋トレの秋( *´艸`)

 

英語で言えば Autumn of muscle training!

 

一般的に筋トレといえば
『プロテイン』 や 『ステロイド』などのキーワードが思い浮かぶと思います。

ステロイドといえば喘息やリウマチなどで処方される炎症を抑える薬ですが、実は病院で処方されるステロイドに筋肉増強作用はありません!(´Д`)

 

筋肉増強作用のあるステロイドは『アナボリックステロイド』
治療で使われるステロイドは『副腎皮質ステロイド』

 

全くの別物です。

 

去年の流行語に『筋肉は裏切らない』ってありました。
裏切らない、裏切られない関係は日々の努力で築き上げるしかないのでしょう。

 

バーベル

 

そんなわけで

 

ちょっと100キロ上げてきます(‘◇’)ゞ

臨床工学技士って?

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆さん、
こんにちは。臨床工学課です。

 

唐突ですが、臨床工学技士ってどのような仕事をしているかご存知ですか?

私が臨床工学技士の国家資格を取った時に親戚に報告したところ、「臨床工学技士って何するの?」と聞かれたことがあります。たしかにドラマや映画で、医師や看護師が主役になることは多いですが、臨床工学技士を取り上げたものを私は知りません。そこで、「ドラマで人工心肺の使用の指示を出すのは医師、実際に機械を準備し、操作をして動かしているのは技士だよ」と回答しました。しかし、当院では人工心肺は使用する機会がないので、これだと私たちの仕事が無いことになってしまいます。

 

 では当院で臨床工学技士がどんな仕事をしているのかと言いますと、主に血液透析に関連する業務を担っています。血液透析のためのシャント・人工血管の穿刺から超音波などを用いた日々の管理、患者様のバイタル管理、各患者様のデータを参考に透析条件(設定)の見直しの提案など血液透析に関する様々な業務を行っています。そのほかにも院内では人工呼吸器や点滴シリンジポンプの管理など、医療機器に関する業務を担っております。

 

今後の当院の臨床工学技士のさらなる展開として、内視鏡関連の業務にも関与していくことで、患者様と医療機器をつなぐプロフェッショナルとして、より院内で活躍できる場を増やしていきます。もし見かけることがありましたら、気軽にお声をかけて下さい。

 

 

小さい秋

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様。
こんにちは、眼科です。

 

秋は好きですか?
私の中の好きな四季ランキングでは、常に秋が一位を独走状態でございます。
気温が落ち着き、過ごし易いだけでなく、食べ物がどれも美味しい。
秋が一番好きという方も多いのではないでしょうか。

 

仕事終わりの帰り途、私は不意に香る金木犀で鮮烈に秋を感じました。
秋至上主義の私は「小さい秋~見~つけた~」と(頭の中で)口ずさみ、その到来を喜んでいたのですが、ふと、小さい秋って…なんだ?という小さな疑問が頭を過ぎりました。
金木犀の香りって結構、大きい方なのでは…?
小さい秋か大きい秋かで言えば、大きい秋に分類されるのでは…?

 

金木犀は秋の代名詞。小さいなんてとんでもございません。
というわけで作ってみました。秋の大小分類表。暇なわけではございません。

 

 ・中秋の名月

 ・紅葉した木々

 ・金木犀の香り

 ・夜長に聞こえる虫の声

 ・パッツパツのサンマ

 ・まだ大丈夫かな?と出てきたらやっぱり肌寒く、上着来てくれば良かったという後悔

 ・肌寒いと思って着たら、意外と暑くて邪魔になるジャケット

 ・コンビニに並ぶ秋限定商品たち

 

そんな事をつらつら考えていたら、コンビニの秋限定商品を目の前に立ち尽くしておりました。大きい秋も良いですが、季節の変わり目をふと感じるような、小さい秋も良いですね。

 

栄養指導受けてみませんか

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、栄養課です。

 

皆さん栄養指導にどんなイメージがありますか?
多くの方が

  • カロリー計算が大変そう
  • 間食や好きなものをダメと言われそう

などマイナスのイメージを持たれている方が多いのではないのでしょうか。

栄養指導の最初の一歩は自分の普段の食生活を知ることです。
自分が食べた食事を書きだす、写真を撮るなどしてみると,
食べすぎだと思っていたけれど、思ったより食事量が少なかった,
間食はたまに少しだけだと思ったけれど、結構食べていた。
など気が付くことが出てくると思います。
(結構、必要な栄養が摂れていない方が多いんですよ)

私たち栄養士が、

  • 今の食事から何を減らせば良いの?
    (摂りすぎている栄養素は何?)
  • 何をもっと摂った方が良いの?
    (何が不足しているの?)
  • 自分が1日のカロリー摂取量が知りたい。

など、皆さんの食事についての疑問などについてお答しながら、皆さんの食事の改善にお役に立てたらと思っています。

是非、お気軽に栄養指導を受けてみませんか。
お待ちしています。

 

スポーツの秋ですが

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、医事課です。

 

スポーツの秋ですが、新型コロナの影響もあり、スポーツすることへのハードルが上がっていませんか?

 

楽して体を鍛えたい!と思い立ち見つけたのがドローインという呼吸法です。
日常生活においても呼吸がとっても大事だと知っていましたか?

 

そもそもドローインとは・・・
簡単にお伝えすると、体幹トレーニングの一つで、「呼吸」という動きを利用しながらインインナーマッスルに効かせる運動になります。
腹圧が高まり、主に腹横筋が鍛えられます。

 

鼻からゆっくり息を吸って(この時お腹を膨らます)口からゆっくり吐く(この時お腹を凹ます)

 

10回程度でOK!
毎日やると体は変わっていきます!

 

特別な技術は必要ないので、運動が苦手な人でも簡単に行うことが出来ます!

 

皆さんもいかがでしょうか?一緒に頑張りましょう!!!