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慢性腎臓病(CKD)への当院の取り組み②
~CKD連携パスを用いた地域のかかりつけの先生方との連携~

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは、院長です。

 

前回お伝えしたように、当院では以下の3つの柱でCKDに対して取り組んでおります。

①CKD保存期外来
②CKD連携パスを用いた地域のかかりつけの先生方との連携
③腎代替療法選択外来

 

今回は、②CKD連携パスを用いた地域のかかりつけの先生方との連携について解説していきます。

 

まずは、CKD診療にあたっては腎臓専門医の早期介入が重要となることを前回にもお伝えしていますが、その内容をこれまでのいくつかの報告を交えて少し詳しくお伝えします。

 

CKD対策の評価 -年齢調整透析導入率は低下したが、透析導入患者数減少は未達成― 若杉三奈子, 成田一衛. 日腎会誌 60: 41-49; 2018.

日本腎臓学会誌で紹介されているこちらの研究では、2002年に慢性腎臓病(CKD)が国際的に定義されたのち、2004年以降に日本腎臓学会発信のCKD対策が浸透してきていること、2008年に厚生労働省から「今後の腎疾患対策のあり方について」が発表されたことなど、全国的にCKD対策を進めてきた結果として新規透析導入者数が減少したかを調査しています。この結果、高齢化の要因があるため透析導入率は男性では横ばい(女性は減少)でしたが、年齢調整透析導入率は全体で低下傾向にあるという結果でした。これには病診連携によるCKDの早期発見・早期治療例の増加、CKD治療中断例の減少、生活習慣改善によるCKD進行抑制が導入率の低下に寄与していることが考察されています。

 

Longer duration of predialysis nephrological care is associated with improved long-term survival of dialysis patients. Jungers P, et al. Nephrol Dial Transplant 16: 2357-2364; 2001.

この研究ではフランスで透析導入となった1057人を対象に、透析導入前の腎臓専門医の通院期間を6か月未満、6か月から3年未満、3年から6年未満、6年以上の4つのグループで導入時の状態と導入後の生命予後を比較しています。結果は、透析導入時に血圧や貧血の管理は腎臓専門医への通院期間が長いグループで良好となっていました。さらに、腎臓専門医への通院期間が長いほど、緊急透析導入が少なく(→計画的な導入により身体的負担が少なく、入院期間が短い)、透析導入後3か月後、1年後、5年後の生命予後も良好という結果でした。

 

Ideal timing and predialysis nephrology care duration for dialysis initiation: from analysis of Japanese dialysis initiation survey. Yamagata K, et al. Ther Apher Dial 16: 54-62; 2012.

わが国で行われた研究のなかでも、腎臓専門医への紹介から透析導入までの期間と透析療法開始1年後の生存率の関連が調査されています。日本で透析導入した患者9,790人を対象として分析が行われ、様々な因子(併存疾患など)を考慮しても、透析導入に至る6か月以上前に腎臓専門医に紹介された患者のグループで、有意に生命予後が良好でした。

 

これらの結果から、CKD進行抑止は勿論のこと透析導入後の生命予後改善のため、早期から腎臓専門医による教育的介入の意味を含めてなるべく早めの段階から、かかりつけのクリニック等での診察に併せて腎臓専門医の診察を受けることが望ましい、ということがわかるかと思います。さらに付け加えると、早期腎専門医の介入は、透析導入後のQOL(Quolity of Life)や精神健康度の上昇にも関わっていることが報告されています。

 

当院では、かかりつけの先生方からの紹介の過程がなるべくスムーズかつ煩雑にならないように、そしてご紹介後にどのようなスタイルで連携して患者様を診察していくかの方針をたてやすいようにCKD連携パスを作成しました。

 

これは従来の情報提供書(紹介状)とは少し異なり、現在の状態確認や合併疾患、併診形式の希望などをチェック項目や決められた書式を用いて、よりスムーズに患者様を腎臓専門医擁する当院とかかりつけの先生方が連携をとれるように工夫したものになっております。地域の開業医の先生方や腎臓専門医を擁さない医療機関にお配りをし、またホームページ上からダウンロードして印刷していただくことも可能になっています。

 

当院では腎臓専門医の常勤3名(+非常勤1名)体制で、月曜日から土曜日まで当院の診療時間内であれば、いつでも紹介受診が可能です。CKDを抱える患者様にとって、よりよい人生を送っていただくことが出来るように、お気軽にご紹介、ご相談をお待ちしております。

慢性腎臓病(CKD)への当院の取り組み①
~CKD保存期外来について~

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、こんにちは、院長です。

 

今回から3回にわたり、慢性腎臓病(CKD)に対する当院の取り組みについてご紹介します。

 

皆様は慢性腎臓病という言葉を聞いたことがあるでしょうか。慢性腎臓病(CKD)とは3ヵ月以上持続するすべての腎臓病を指します。現在、我が国の1,330万人の方がこれに当てはまると考えられ、20歳以上の8人に1人は腎臓病と推測されています。このCKDの厄介なところとして、一度悪化した腎機能が元の腎機能に戻りにくいこと、そして腎機能障害がかなり進行した状態になるまで症状が出にくいことが挙げられます。そしてCKDが進行すると透析療法や腎移植が必要な末期腎不全に至り、患者様の負担が大きくなります。

 

昨今、このCKDの進行を防ぐことが我が国全体の課題としても取り組み始められており、内閣府の経済財政運営と改革の基本方針2020の中で、慢性腎臓病の予防と重症化予防の推進が掲げられています。
(内閣府:経済財政運営と改革の基本方針2020について)
当院の位置する神奈川県においてもCKDの取り組みがホームページ上で公開されています。
(令和元年度神奈川県慢性腎臓病(CKD)対策連携協議会審議結果)

 

腎不全治療に注力している当院においても、現在CKDの早期発見、早期介入、進行抑制に対する体制を強化して取り組んでいます。そこで、CKDに対する当院の取り組みの3つの柱について説明させていただきます。

 

①CKD保存期外来

②CKD連携パスを用いた地域のかかりつけの先生方との連携

③腎代替療法選択外来

 

①CKD保存期外来について
開設の背景

  • CKDは自覚症状に乏しく、病識が乏しいことが多い。
  • 一度悪化した腎機能が元の腎機能に戻りにくいことが多く、特効薬や即効性のある治療が無く、長期にわたり病気に向き合う必要がある。
  • 医師の診察のみでは時間的制限がある。
  • 腎臓の働きや、ご自身で出来る管理について理解することが、CKDの病態進展を予防する重要な手段である。

 

開設の目的

  • CKDの早期治療、進行抑止を図る。
  • 多角的な職種による介入により、患者様のセルフマネジメント力(ご自身で身体を管理する能力)を向上させる。

 

このような背景と目的をもとに、CKD保存期外来を開設いたしました。

実際には、人間ドッグや健康診断で腎機能や尿検査で異常を指摘された方や、近隣の医療機関からCKDでご紹介いただいた患者様に対して腎臓専門医が早期から介入し、詳細な採血や尿検査を実施し、現状を把握し、診察させていただきます。また、透析看護認定/慢性腎臓病療養指導看護師等の積極的な介入により、腎臓の働きのご説明や生活環境を把握させていただきながら、どのように患者様と腎臓を守っていくかを考えていきます。そのほかにも、栄養士により個々の患者様に合わせた適切な栄養バランスや食事の工夫に関するアドバイス、理学療法士による運動についての情報提供を行っていきます。

 

このように専門性をもった職種で多角的に介入することで、大切な腎臓を患者様と共に守っていくことを目標にしています。

 

次回ブログでは②CKD連携パスを用いた地域のかかりつけの先生方との連携についてお話しさせていただきます。

 

 

オンラインミーティングの流行

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、総務課です。

 

みなさん、オンラインミーティングを行った事はございますか?
最近ではオンライン飲み会なんていうのもよく耳にします。

ビジネスの場においてオンライン会議ツールはすでに活用されておりましたが、新型コロナウイルスの流行により、今年になりテレワークやリモートワークでこのツールを利用する人が急増しました。また、スマホでも簡単に行える利便性もあり、仕事以外でもオンライン飲み会に使用したりと様々な場面でも活用されています。

 

当院でも最近、学会や講習会、メーカーとの打ち合わせなどをオンラインで行いたいので、セッティングをしてほしいというスタッフからの依頼が多くあります。設定は簡易なものが多く、誰にでも参加しやすいよう作られておりますが、回線トラブルやアプリの不具合などが起こる事もまだまだ多くあり、そういったトラブルに対処すべく、私はオンラインミーティング中、利用者のそばで待機をしているのですが、この時にミーティングや講習会の内容が少し耳に入ってきます。

私自身、講習会に参加することはありますが、違う分野のものに参加する機会は今までになかったため、聞いていてとても勉強になります。そして聞いていると改めてこれらの会は医療現場の声、新しい知識や技術を知れる場であり、開催することの重要さというものを実感しました。

今年は学会や医療機器展示会といったイベントの多くが開催中止となってしまいました。オンラインによりこういったイベントが少しでも開催され、本当に良かったと思っています。

現在主流のオンライン会議ツールは無料で利用できるものが多いので、皆様も機会があれば会議に限らず、気軽にぜひ利用してみてください。

腹膜透析の外来診療について

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、腎センター看護部です。

 

さて今回は、腎代替療法の一つである腹膜透析の外来診療についてお知らせがございます。
11月まで、腎センターにて腹膜透析外来診療を実施してまいりましたが、12月からは1階一般外来へと診療場所を変更させていただく事となりました(診療内容は全く変更ございません)。

 

自宅や職場にて、ご自身もしくはご家族のサポートで腹膜透析を行い、月に一回の病院受診に来院していただきますが、検査結果や体調を拝見する度に、患者様の頑張りに感激します。さらに、支えるご家族の頑張りにも感動します。 

患者様の年齢は40~90歳代。

趣味の釣りを楽しんだり、時々旅行に出かけたり、時々美味しいものを食べたり、たまには食べ過ぎてしまったり(*^_^*)・・・。

楽しく過ごしているお話を伺うと、腹膜透析を選択された事での笑顔もあるんだなぁ・・・と胸がいっぱいになります。

 

今後は診療場所が腎センターから一般外来へ変わりますが、何かあれば可能な限り駆け付けますので、外来スタッフへお声掛けください。これからも一緒に腹膜透析を行っていきましょう。

ご心配をおかけして申し訳ございません

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、院長です。

本邦での新型コロナウイルス感染が発生して以来、日々更新される情報をもとに院内感染対策を施してまいりましたが、ホームページで公表させていただいた通り、11月11日に当院職員の新型コロナウイルス陽性が判明いたしました。保健所との確認のうえ濃厚接触者は0名となっており、また、標準予防策を講じたうえでの接触者のPCR検査を15名に行っておりますが、結果はすべて陰性となっております。

当院の患者様およびご家族、そして当院職員とご家族には多大なるご心配をおかけしていることをお詫び申し上げます。また、重ねて皆様には日ごろからの感染対策に協力していただいていることに感謝申し上げます。

引き続き、院外・院内を含めて感染対策、職員の感染のリスクを伴う行動の自粛を徹底し、当院に関わる皆様が少しでも安心していただけるように尽力してまいります。

絆の切断と食事

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは。放射線科です。

 

今回のテーマは、「災害」と「食事」について。

 

2011年の東日本大震災では、日本中の人々が自然の驚異を目の当たりにし、成す術もない無力さに打ちひしがれました。しかし、震災後にボランティアを始めとする人たちが、県を越え、国を越えて集い、つながりを強め新たな絆を作り上げていきました。不安と絶望を抱え、明日からの生活を心配する被災者たちが、全国から集まったボランティアの振舞う炊き出しで、どれだけ多くの笑顔を作り出したか知れません。

 

誰かが言っていましたが、「『生きている』『腹がふくれる』『笑顔になる』の三つがあれば人間なんとかなる!」と。これは、みんなで楽しく食事をすれば、笑顔になって生きる活力がわいてくると私は解釈しています。平時では余り気にしていなかった「みんなで食べる楽しい食事」は、コミュニケーションを重要視する人間社会特有のツールであり、人と人を結ぶ大切な絆なのでしょう。

 

地震、台風、津波、洪水といった自然災害は、建物やインフラに甚大な被害をもたらす物理的な破壊ですが、上記したように人々の心の中にある「他者への思いやり」をかきたて、絆を強める作用もあります。しかし、今回のCOVID-19は感染災害といわれるもの。人と人を切り離し孤立させ、人間社会そのものである絆を断ち切り、心の萎縮を促し相互扶助の気持ちを低下させる、精神的な破壊をもたらす極めて陰湿で怖い災害です。

今回の事態は、単に「今を我慢すれば元通りになる」というものではありません。これを契機に今までの私たちの社会のあり方を見直す必要があるのではないかと思います。

人間は、昔から食事を社会的手段として活用し、信頼できる人間関係を構築してきました。しかし、三蜜を避ける現状では既にそれは破綻し、更なる自粛を余儀なくされています。共に食卓を囲む仲間たち。それは家族であり、友人であり、恋人であり、職場の同僚たちです。

感染災害がもたらす最大の利点と言えば、「対面の食事の大切さ」を気付かせてくれたことかも知れません。そしてコロナが制圧収束され、再び食事の制約から解放されたときの喜び、仲間と共に食事を楽しめるといった幸福感を味わえることなのではないでしょうか。

 

電話面会とオンライン面会

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、3階病棟です。

 

朝晩はすっかり冷え込むようになってきましたね。
温かい食事がとても美味しく感じられる季節になってきました。

 

当院では新型コロナウイルスの感染対策として、面会を禁止させていただいております。
入院患者様、ご家族の皆様には、ご理解ご協力を頂き感謝しております。

 

入院患者様からは、「家族に会いたいなぁ」「いつになったら家族と会えるの?」
というお声が多数、聞かれます。
3階病棟ではスタッフが補助を行いながらの電話面会とLINEアプリを使用したオンライン面会を行わせていただいております。

 

電話面会ではご家族の声が聞け、近況などの報告が出来てとても喜ばれています。
「元気にしているよ。」「ちゃんとご飯も食べているよ」などと患者様もご家族様に安心してもらえるよう一生懸命ご自分の状態を話されています。

 

オンライン面会は、タブレットを使用し行っているのですが、患者様はテレビ電話が初めての方が多く、画面に映し出されたご家族のお顔を不思議そうにじっと見つめたまま・・・
しばらくしてご家族の声が聞こえてくると、安心したようにお話され画面のご家族に笑顔で頷いたり手を振ったりしていました。
先日もとても久しぶりに画面越しに会えたご家族のお顔を見た瞬間、患者様は涙ぐみ声を詰まらせてしまいました。その様子を見たご家族も泣いてしまい、その場に立ち会ったスタッフももらい泣きをしてしまいました。

 

このコロナ渦において家族の絆の深さ、家族の支えの大切さを日々改めて感じています。
直接会えない状況が続いておりますが、病棟スタッフ一同、患者様、ご家族様が安心できるように努めさせて頂きたいと思っております。
電話面会・オンライン面会をご希望の際は、お気軽にご連絡いただければと思います。

 

電話面会・オンライン面会のご案内

お一人での電話が困難な3階療養病棟入院患者様との電話面会サポートについて

LINEアプリを使用したテレビ電話面会のご案内(3階病棟)

 

乾燥しませんか?

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆さん、
こんにちは。健康管理センターです。

 

コロナ渦の中、当院の健康管理センターをご利用いただき、ありがとうございます。
人間ドックを受診の方で、気になるのが皆様おしゃれなマスクをしているなぁと思います。
特に女性限定の日はかわいいマスクがいっぱいです。

 

少し前は暑く、マスクの中で汗をかいていたのに、この頃は唇や口回りの乾燥がすごいです!!

対策調べてみました。(今はネットで何でも調べられますね…)

吐いた息が水蒸気となり、マスク内に充満・肌に付着することで、蒸発する際に角質層の水分が奪われるため、乾燥するそうです。不織布マスクは特に乾燥してしまうとのこと…。

 

予防として

  • 不織布マスクを使用するときは、マスクの内側にガーゼを挟んで使用すると、マスク内の蒸れが解消できるとのこと。
  • 蒸れやすいため、雑菌が繫殖しやすくなります。防ぐためにはマスクを定期的に取り換えて、換気をすることも大切です。
  • マスクのサイズ、皆さんあったものをご使用ですか?サイズが合わないマスク、擦れによって肌に刺激が加わり、かぶれや肌荒れしてしまうことも。
  • マスクを外した際は、こまめに保湿を…。マスク内で発生した水蒸気によって、ふやけた状態の肌が外気にさらされ、肌の水分まで持っていかれるため繰り返すと、乾燥しやすい状態になってしまうとのこと。

 

いろんなことがわかりました。

私自身も唇の乾燥にはリップクリームを、手洗い、アルコール消毒で乾燥した手にはハンドクリームで労わってあげたいと思います。

空気が乾燥するこれからの季節、風邪をひきやすくなりますので部屋の保湿などもして、気を付けてくださいね。

 

ある朝のできごと 通勤時のTOKYO FMから~私にできることは何?~

 

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様
こんにちは!看護部長室です。

 

朝晩と過ごしやすく、すっかり秋の風になりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
先日、通勤時にあらためて考えることがありましたのでご紹介させていただきます。

 

  • 東日本大震災

通勤時にTOKYO FMを聞いていましたら、「東日本大震災から今年で9年経過しました。」と流れてきました。当時、小学生や中学生、高校生の皆さんが今は大学生となり、社会人となって地元で働きながら復興活動に励んでいる!という大変エネルギーに満ち溢れたお話しをされていましたので、惹きつけられ真剣に聞き入っていました。

 

2011年に東大震災が起きました。当時私は、大津波が町を飲み込む光景をTVで何度も目にしました。おそらく世界中の人々がその光景を目の当たりにしたのではと思います。「大変な事が起きた!」「何とかしなくては!」と多くの人々が感じました。そして、日本国内だけではなく、世界中の人々から支援の手が差し伸べられました。

 

小学生や中学生、高校生だった皆さんが当時を振り返り話す言葉は、「自分にできることは何か?」を考えながらこれまで進んできたとのことです。大切な友達の分まで精一杯生きること、復興支援のために自分にできることは何か!と。

 

  • 自分にできることは何か

私たちはこれまで、「自分は何をしたいのか?」「私の夢は何?」という問いを立ててきたのではないかと思います。その夢や、「自分の幸せ」「自己実現」に向かって努力することが当たりまえと考えてきた側面があるのではないかと思いました。

しかし、大震災を目の当たりにした多くの人々は、「自分が何をしたいか」ではなく、「自分にできることは何か?」と考え前を向き、支援に乗り出したのです。

 

  • 比較することは無用

「自分の夢は何か?」という問いを立てれば、どうしても他人との比較が生じてしまうこともあります。その昔「勝ち組」「負け組」などの言葉が流行したこともありました(ご存知でしょうか笑)。夢が実現できなければ「自分の努力が足りなかった」「私の能力が備わっていなかった」など自己否定に向かうこともあります。

一方、自分にできることは何か?という問いを立てると、今、自分に備わっている力や能力のうち、「人や社会に役に立つことは何?」「その中で活躍できることは何?」ということに意識が向きます。そこにあるのは自分らしさへの方向転換だと思います。

 

  • 一人ひとりの存在が素晴らしい!

どの人にもその人らしい個性があります。立場や状況が違っていても、人間一人ひとりは、全く異なるかけがえのない存在価値を持っていると思います。その多様性の中から「自分らしさ」を発見し、それを輝かせていくことが、人々の役に立つことに繫がっていくのかもしれません。

 

■あらためて考えるきっかけへ

その日は真剣に考えながらの通勤時間でした。

病院に到着し更衣室に行きますと、入り口で一人のスタッフとすれ違いました。まるで真夏のひまわりのようなキラキラ笑顔の挨拶は、何とも爽やかで優しいことこの上ない!朝の挨拶一つで、相手に幸せな気持ちを送れるそのスタッフの個性や存在が素晴らしいなと思いました。周りの人に笑顔で挨拶すること、それは直ぐに取り組める“私にできること”の初めの一歩なのかもしれません。

 

私にできることは何?

職場の中で自分にできることは何?

プライベートで自分にできることは何?

 

TOKYO FMからのエネルギーに満ち溢れた思いと、真夏のひまわりのようなキラキラ笑顔を受け、あらためて考えさせられた朝のできごとでした。

東日本大震災において被害に遭われた皆様、復興にご尽力される皆様の思いが一日も早く実現しますようにあらためてお祈り申し上げます。

バーベル何キロ持てる?

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、薬剤課です。

 

気温も下がってきて季節はもうすっかり秋。
そう秋といえば・・・

 

筋トレの秋( *´艸`)

 

英語で言えば Autumn of muscle training!

 

一般的に筋トレといえば
『プロテイン』 や 『ステロイド』などのキーワードが思い浮かぶと思います。

ステロイドといえば喘息やリウマチなどで処方される炎症を抑える薬ですが、実は病院で処方されるステロイドに筋肉増強作用はありません!(´Д`)

 

筋肉増強作用のあるステロイドは『アナボリックステロイド』
治療で使われるステロイドは『副腎皮質ステロイド』

 

全くの別物です。

 

去年の流行語に『筋肉は裏切らない』ってありました。
裏切らない、裏切られない関係は日々の努力で築き上げるしかないのでしょう。

 

バーベル

 

そんなわけで

 

ちょっと100キロ上げてきます(‘◇’)ゞ