スタッフブログ

STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです

秋の味覚

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、看護部長室です。

 

秋の味覚…といえば栗!
その栗を使った御菓子の中でも
今回、是非みなさんにご紹介したいのが
岐阜県中津川市の『栗きんとん』です。

 

『栗きんとん発祥の地』として知られる中津川市は
岐阜県の南東部に位置し長野県と隣接
山に囲まれた県内有数の良質な栗の産地です。
中山道45番目の宿場町として栄え
古くから江戸や京都の和菓子文化を取り入れており
江戸時代には栗料理や栗菓子で旅人をもてなしていたそうです。

 

栗菓子といってもいろいろありますが…
栗本来の味わいを最大限に活かした
『栗きんとん』はまさに絶品です!

 

厳選された栗を蒸し上げ半分にカット
1つ1つ手作業で中身を取り出します。
小さな渋皮も丁寧に取り除き、裏ごし、練りを経たのち
これまた1つ1つ茶巾で手絞りされた
栗本来の甘さだけを残している
まさにこだわりの銘菓です。

 

9月から12月の季節限定です!
お早めにどうぞ。

ペット(わんちゃん)と暮らしてみて

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは。生理検査課です。

 

我が家にわんちゃんを迎え入れて約1年半が経ちました。
ワンちゃんが家族となって、生活がどう変化したのか、困ったことや良かったこと等についてお話させて頂きたいと思います。

 

2020年5月31日にわんちゃんが我が家にやってきました。
犬種はミックス犬(マルチーズ×トイプードル(マルプー))で、モコモコとした生後2か月の女の子です。
名前はミミと名付けました。

ペットと暮らしてみて1

当時体重は800gでしたが、今ではその4倍の3600gまで成長しました。
最初の頃は、おしっこやうんちを時々失敗したり、あちこちの物をかじったり、いたずらをしたりと大変でした。又、トリミングやシャンプー・医療費・ドックフード・おやつ・おもちゃ・洋服・幼稚園(しつけ教室)など経済的負担も予想以上に大きかったです。とても可愛いのですが、ちょっと後悔したこともありました。

しかし月日が経つにつれ、色々なことを覚え、だんだんとお利口さんになり毎日が楽しく過ごせるようになりました。
まず、朝晩のお散歩です。一生懸命に走る姿や、背中を丸めてするうんち、背筋を伸ばして私をじっと見つめながらおしっこをする姿は見ているだけで癒されます。「あぁ良いうんちが出たねぇ」とかちょっとした事が嬉しく思うようになりました。
自分の行きたい所へ行けなかったり、「もう帰るよ」とリードを引くと、「なんで?」というような顔をして立ち止まる姿、でもすぐに諦めて私の前をてくてくと歩き出します。(本当に可愛いです)

次にご飯やおやつをあげる時、「待て」の指示を出すのですが、舌をペロペロと両手はムズムズし、尻尾をフリフリさせ、我慢をしながらお座りして待っています。「よし」の合図で勢いよく食べ始めます。

食事が終わり、私の手が空いている事を確認すると、また私の目をじっと見てきます。(今度は遊んでもらいたいのです)私が近づくと急にはしゃぎだして喜んでくれますが、すぐに遊んであげないとおもちゃをくわえて来て目の前に置いて「これで遊んで」と訴えてきます。さらにじっと見ていると、次から次へとおもちゃを運んできて目の前におもちゃの山が出来てしまうこともあります。

そして、私の出勤時間が迫ってくると、それを察知して伏せをしながら寂しそうな目で私の動きをじっと見てきます。私も出勤する度に寂しい気持ちにさせられてしまいますが帰宅すると、今度は全身で喜びを表現し、歓迎してくれます。疲れが一気にふっ飛んでしまう瞬間です。

また、こんなことがありました。

私が少し具合が悪く遊んであげられない時はそれがわかっているのか?遊びの催促はせず、おとなしく私に寄り添ってくれました。(優しい子です)

それから、ちょっとした夫婦喧嘩でお互いの仲が悪くなると、心配してか、2人の間を行ったり来たりして「仲良くして!」と言っているかのような行動をとった事もありました。

この様にミミが我が家に来てくれた事により、家族の会話が増え、明るくなり幸せな気持ちになれることが多くなりました。
朝晩の散歩の為、早寝早起きと規則正しい生活にもなりました。

こんなミミはただのペットではなく、私達にとってまぎれもない大切な家族の一員となりました。

ペットと暮らしてみて2
これからも、この可愛いミミと一緒にできるだけ元気で楽しく長く過ごしていきたいと考えています。(今、このブログを書いている私の隣でミミはそっと寝ています)

 

 

 

睡眠時無呼吸症候群について ~③治療~

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

前回までに睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)の病態と検査方法を紹介してきました。
BLOG第97回 睡眠時無呼吸症候群について ~①病態~
BLOG第99回 睡眠時無呼吸症候群について ~②検査~
最後に、SASの治療方法についてご説明します。

 

・主な治療法は4種類
一般的な閉塞性SASに対する治療方法は以下の4種類です(1)。
①持続陽圧呼吸療法(CPAP:Continuous Positive Airway Pressure)
②歯科的治療(マウスピース)
③外科的治療
④生活習慣の改善
その他に、中枢性SASの場合はSASの原因となっている慢性心不全などの疾患に対する薬物治療を実施することもあります。

 

それでは、SASの一般的な治療方法についてひとつずつ説明していきます。

 

①CPAP療法
前回の検査のブログで無呼吸低呼吸指数(AHI: Apnea Hypopnea Index)についてご説明しましたが、ポリソムノグラフィーでAHIが20以上で、日中の眠気などの症状を認めるSASではCPAPによる治療が標準的とされています。CPAP療法とは、睡眠中に鼻につけたマスクから持続的に空気を流し圧力(陽圧)をかけ、気道を広げて閉塞を防ぐことにより、無呼吸や低呼吸を改善する治療方法です(2)。中等症から重症のSASの患者さんには多くの研究により治療効果が証明されています。睡眠中に装着する専用のマスクに対する違和感や空気を流すためのポンプの音が気になる場合もありますが、正しい方法でCPAP療法を行うと、日中の眠気がなくなるなど比較的速やかに効果が実感できます。CPAP療法は、簡易検査でAHIが40以上もしくはポリソムノグラフィーでAHIが20以上で保険適応となります。

 

②歯科的治療(マウスピース)
マウスピースを用いた治療は、軽度のSASと診断された方や、中等症から重症のSASで前述したCPAP療法の適応であっても、CPAP療法が合わずに継続ができなくなった場合に使用します(3)。SASの治療で用いるマウスピースは、睡眠中に下あごや舌を前方に押し出すことでのど(咽頭)に適度なスペースを作り、空気の流れ道を確保することで無呼吸や低呼吸を改善します。一人ひとりに合ったもの歯科受診にて作製しますが、あごの関節痛や、唾液の分泌が増えることなどの不具合も起こる可能性があります。

 

③外科的治療
閉塞性SASの場合はアデノイド肥大や扁桃肥大が原因となっていることがあります(4)。アデノイド切除、扁桃切除、そして喉の奥の過剰粘膜を切除することなどで気道を拡大させる外科的治療によってSASの原因を取り除くことができます。気道狭窄や閉塞部位が咽頭(喉の奥)に限定される場合には有効であることもありますが、術後にのどの痛みや飲み物が鼻に逆流することなどの問題が起こることもあります。

 

④生活習慣の改善
軽症のSASの場合には、生活習慣の改善や減量により睡眠時の無呼吸が軽減もしくは解消されることも期待されます。以下にポイントを述べます。

減量:肥満は閉塞性SASの原因のひとつだと考えられています(1)。軽症のSASであれば減量のみで効果が期待できますが、重症のSASの場合は日中の眠気などで活動量を維持することが難しく、CPAP療法を併用して減量を行っていくことが効果的です。

禁煙:喫煙により血中酸素濃度が低下と咽喉頭部の炎症の関与によりSASを悪化させることが考えられており、禁煙指導を行います。

飲酒制限:アルコールの摂取は上気道の筋緊張を低下させ、気道閉塞や狭窄になりやすくなるため、就寝前の飲酒を制限します。

睡眠時姿勢の工夫:仰向けで就寝する際には上気道に下向きに垂直の重力がかかり、舌が下がる(舌根沈下)ために気道狭窄や閉塞につながりやすくなります。横向きに寝るために背中にゴムボールを貼ることや枕を調整することなどの指導を行います。

 

わが国には全国で有症状のSASの患者さんの数は200万人と報告されており、無症状の方を含めるとさらに患者数は多くなると推測されます(5)。睡眠中の無呼吸により良質な睡眠が得られず日中のパフォーマンスに影響が出ること、そして臓器への酸素供給が低下することでの種々の疾患の併発や悪化することは、日常生活や生命予後にも深く関わります。「日中に眠気やだるさを感じる」「家族からいびきについて指摘を受けた」などの経験がある方は、当院で検査と治療が可能ですので、一度ご相談すること検討していただければと思います。

 

【参考資料】

(1) 循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン
(2) 睡眠時無呼吸症候群~診断と治療~
(3) ―耳鼻咽喉科医が行ういびき,閉塞性睡眠時無呼吸の治療―
(4) 睡眠時無呼吸症候群 – MSDマニュアル プロフェッショナル版
(5) 治療学30(2); 179-182:1996
  閉塞性睡眠時無呼吸症候群の有病率と性差,年齢差(解説)
  著者 粥川 裕平(名古屋大学 医 精神科), 岡田 保

もし怒ってしまったら・・・

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆さま
こんにちは、看護部長室です。

 

緊急事態宣言も解除されましたが、”気軽に外出”とはいかない日々が続いております。
せっかくの休日も巣ごもり・・・
普段はせわしない生活ですが、このステイホーム時間を利用して、本を読んだり、お菓子作りを復活させたり、断捨離したり、自分なりに楽しみながらゆっくり過ごしています。

 

というと穏やかな雰囲気ですが、そうでもなく・・・。先日、私にしては珍しく、怒り爆発した感情を相手にぶつけてしまう出来事がありました。
わりとルーズな私は、あまり怒らないタイプ(←あくまで自称)なので、怒る事は滅多にないのですが、売り言葉に買い言葉になってしまい、言わなくてもいいことや余計なことを言ってしまいました。 
思わぬヒートアップの後はとても疲れ、やたらとエネルキーを消耗した感じです。そして、建設的な会話ができなくなるだけで、良いことひとつもありません。
特に、ちょっと言い過ぎたのではないかと後からとても反省しました。

 

瞬間的に怒らないための対策で、怒りを感じだら6秒数えて深呼吸すると少し理性が介入して冷静になれると聞いたことがあります。心に留めておこうと思います。
その場から一旦離れるのも言い合いを避けるよい方法でしたね。ただし、無言で立ち去ったり、捨て台詞は厳禁ですが。
腹が立つことがあっても、反射的な言動にでないように気をつけようと、改めて肝に銘じました。

 

最近はコロナ禍で、他者の自粛の姿勢やお粗末な失政に怒り心頭という方も多いようです。余計なストレスを抱えないで、自分のできることに集中して、つらいコロナ禍をできるだけ穏やかにやり過ごしたいですね。

 

不安で窮屈な状況はまだ続きそうですが、新たな生活習慣のなかで感じる不便さも、価値観の変化、見直しのきっかけとして乗り越えていけたらと思っています。

 

急に寒い…

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様。
こんにちは、2階病棟です。

 

10月前半まで半袖の出番だったのに急に寒い…ホントに寒い。服装が急に厚着になりましたね。衣替えを大急ぎでするのがいつものパターンです笑
子供の衣替えの時にいつも思うのがサイズアウト問題。去年はちょっと大きいなと思っていてもいざ着るときにあれれ~小さい?…サイズアウトでしたかということがあります。子供の成長は本当に早い!!けどもうれしい成長でもあります。

 

お子さんがいらっしゃるご家庭は運動会の時期ですね。コロナになってからはお弁当作って場所取りしてというわけにはいかないですが頑張ったお子さんに秋の味覚のおいしいもの一緒に楽しみましょう。

 

今日の患者さんのお昼ご飯は栗ご飯でした!
みなさんおいしそうに食べていらっしゃいました!

栗ご飯

みんなのスタッフブログ

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様
こんにちは、総務課です。

 

ご覧いただいております森下記念病院スタッフブログ。
昨年4月より運用開始し、スタッフの皆様のご協力のもと、先日ついに更新100回を迎えました!!!!!!
今回はそんなスタッフブログを少し振り返ってみたいと思います。
各タイトルにはリンクが貼ってありますので、ぜひご覧ください!

 

開始時期が昨年4月という事もあり、院長先生からの新型コロナウイルス関連の発信でブログはスタートしました。

・当院の新型コロナウィルス対策
・新型コロナウイルス感染拡大で懸念される医療崩壊について
・自粛生活頑張りましょう

 

その後も当院の感染対策への取り組みや、日常でも使える情報などを皆様のお力になれるよう情報発信して来ました。

・睡眠と感染症の関係
・コロナはペンキ
・免疫力を上げる食事
・生活スタイルと運動
・手指消毒用アルコールの使用
・おかげ様の新型コロナウイルス感染予防
・電話面会とオンライン面会
・心のケア

 

 

院長先生も積極的にブログ参加してくれており、腎臓や透析に関連する情報など多数発信されています。

・腹膜透析(PD)が日本で普及しない理由①  
・腹膜透析患者さんの亜鉛欠乏症について
・透析患者さんの痒みについて① 
・慢性腎臓病(CKD)への当院の取り組み①  
・塩分と高血圧、塩分と慢性腎臓病(CKD)の関係① 

 

スタッフからは各部署の紹介や、専門性を生かしたお役立ち情報などがよく発信されています。

・超音波課の近況報告
・運動正しく行えていますか?
・2階病棟のご紹介
・老眼はいつから?
・しっかり食べて暑い夏を乗り切りましょう
・ご満足いただけるサービスを
・後発薬(ジェネリック)と先発品
・熱中症と気が付いたら
・脂肪肝について
・栄養指導受けてみませんか
・臨床工学技士って?
・腹膜透析の外来診療について

 

病院の雰囲気が紹介されている記事もあります。

・みんなの癒し① 
・歌うたっていますか?

 

当院に併設されている保育所から発信される子供たちの楽しい雰囲気に、見ている私はとても癒されています。

・七夕のお願い事
・みんなで野菜を育てています!
・楽しいクリスマス会
・春へ模様替え
・楽しい美味しいピザ作り!

 

院長先生や当院スタッフの院外での活躍も紹介しています。

・臨床研究の論文が掲載されました
・学術的に評価された年になりました
・学位(医学博士号)を取得しました。
・“腎疾患治療薬update”の一部を執筆しました。

 

様々な情報を発信できるスタッフブログ。これからも引き続き当院の雰囲気や取り組みを皆様に発信して参ります。

また、この場を借りてブログにご協力いただいたスタッフの皆様に感謝の意を表します。
これからも楽しい記事を宜しくお願い致します。

睡眠時無呼吸症候群について ~②検査~

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

前回は睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)の病態についてご紹介しました。
今回はSASの検査について説明します。

 

・検査方法は2種類
SASを検査する方法は主に以下の2種類あります (1)。
①簡易検査
②ポリソムノグラフィー
これらの検査方法を使い分けることで、効率的にSASの診断や重症度の調べることができます。それでは、簡易検査とポリソムノグラフィーについてそれぞれ説明していきます。

 

①簡易検査
一般的に、SASの疑いがある場合には、後述するポリソムノグラフィーと呼ばれる詳細な検査を実施する前に、自宅でも比較的容易に実施できる簡易検査を行います (2)。簡易検査では呼吸の気流を測定するセンサー・いびき音を測定するマイクなどが装着されており、同時に酸素飽和度・脈拍数の変化も評価できます。気道の狭窄の程度や、低呼吸の有無を測定する睡眠評価装置により睡眠中の呼吸状態を検査します。ただし、脳波や筋電図、眼球運動を測定することができないため、レム睡眠やノンレム睡眠といったように詳細な睡眠状態や睡眠時間を正確に知ることができず、後述する無呼吸低呼吸指数(AHI: Apnea Hypopnea Index)を正確に評価できない可能性があります。

 

②ポリソムノグラフィー
続いて、簡易検査でSASの疑いと診断された時に実施するポリソムノグラフィーについて紹介します。ポリソムノグラフィー(別名:睡眠ポリグラフ検査)はSASの確定診断を下すときに実施する検査方法で、簡易検査と対比して精密検査と言われることもあります (3)。この検査は、夜間睡眠中の脳波・心電図・酸素飽和度・血圧・筋電図・眼球運動などを連続的に測定し、それを統合して評価します。簡易検査と異なり、医療従事者による検査準備が必要となるため、ポリソムノグラフィーを実施するときは基本的に入院が必要となります。また、ポリソムノグラフィーではSASの診断に重要な指標となるAHIを正確に評価することができます。このAHIとは「寝ている間1時間あたりに無呼吸や低呼吸が起こる回数」を指します。無呼吸は10秒以上呼吸が停止している状態で、低呼吸とは換気の明らかな低下と動脈血酸素飽和度が4%以上低下している状態が10秒以上続くことです。AHIが5以上でいびきや日中の眠気などの症状があればSASと診断され、重症度はAHIを指標として以下のように3段階に分かれています (4)。

軽度:AHIが5~15
中等度:AHIが15~30
重度:AHIが30以上

 

・一般的な検査の流れ
SASの一般的な検査から治療の流れは以下の通りです (2)。
①自覚症状や家族の指摘を受けて病院を受診
②問診の結果、SASの疑いがあれば簡易検査を実施
③簡易検査でAHIが40以上の場合は治療開始、40未満でも疑いがある場合はポリソムノグラフィーを実施
④ポリソムノグラフィーでAHIが5以上であればSASと診断
(確定診断にはポリソムノグラフィーを用いますが、簡易検査でも明らかにSASの症状が確認できる場合は、簡易検査実施後に治療を開始することがあります。)
⑤SASの重症度ごとに治療開始

 

当院において、①簡易検査(自宅での検査)から②ポリソムノグラフィー(一泊入院での精密検査)までの検査、および次回ご紹介するCPAP治療まで対応が可能です。気になる方がいらっしゃいましたら一度ご相談ください。

 

次回は、SASの治療方法についての詳細を紹介していきます。

 

【参考資料】
(1) 睡眠時無呼吸症候群 – MSDマニュアル プロフェッショナル版
(2) 睡眠時無呼吸症候群~診断と治療~
(3) 睡眠時無呼吸症候群の診断と治療
(4) 循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン

 

楽しい美味しいピザ作り!

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様
こんにちは、保育所です。

 

随分涼しくなり秋を感じられる季節となりましたね。

 

保育所では、子ども達とピザ作り🍕をしました。
エプロンと三角巾を着けてスタート!!
ギョーザの皮にウィンナーとコーン🌽をのせたピザとバナナ🍌とチョコソースをかけたスイーツピザの2種類。

 

具材に触れることを嫌がる子・作りながら具材をつまみ食いする子・トッピングが終わり、焼くために目の前からピザがなくなると泣き出す子・・・など様々でした。

 

作っている時の大騒ぎと打って変わり、食べ始めるとどの子もカリカリといい音をさせながら無言でバクバク口いっぱいに頬張り、食べ終わると空のお皿を差し出しておかわりの催促の嵐‼️

 

喜んで食べてくれた子ども達の笑顔を見るとこちらもうれしくなる一日でした😊

 

 

睡眠時無呼吸症候群について ~①病態~

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

皆さん、良い睡眠はとれていますか?

 

以前のブログ“睡眠とCKD(慢性腎臓病)の関係”でもご紹介したように、睡眠をしっかりととることは腎臓病への影響も含め、身体の機能を維持するためにはとても大切であることに、異論の余地はないかと思います。

 

さて、本日は睡眠の質の低下の原因のひとつとなる「睡眠時無呼吸症候群」についてのお話です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)とは、寝ている間に呼吸が止まってしまうことが起こる疾患です。このSASは、CKDの患者さんや透析患者さんに関連が深く、さらに高血圧をはじめとする様々な合併症を引き起こす可能性があるため、SASを正しく理解して適切な治療を受ける必要があります。当院で通院加療されているCKDの方や透析を受けられている方、また糖尿病や高血圧などの生活習慣病の方にとっても大いに関係する病態であるため、今回から3回に分けてSASについて紹介していきます。初回にあたる今回は、SASの病態に関するお話です。

 

・SASは3種類に分類される

SASは日中の眠気などの特徴的な症状とともに睡眠中に無呼吸または低呼吸が1時間あたり5回以上起きている状態を指します (1)。また、発症する原因の違いによってSASは以下の3種類に分類されます (2)。

閉塞性SAS:咽頭部の狭窄や閉塞が原因で呼吸をしようとしてもできない状態

中枢性SAS:心不全などの疾患が原因で中枢(脳)から呼吸を促す信号が一時的に送られてこない状態

混合型SAS:閉塞性SASに中枢性SASが混ざっている状態

上記3種類のうち最も患者数が多いのは閉塞性SASです。

 

・SASの症状

基本的なSASの症状は睡眠障害による日中の眠気・疲労感・集中力低下や低酸素血症による血圧上昇や起床時の頭痛などです (3, 4)。睡眠時におけるSASの一般的な症状として認識されている“いびき”は閉塞性SASで起こる特徴的な症状で、家族からいびきを指摘されて病院へ行くとSASと診断されたということがしばしばあります。

 

・SASになりやすい人の特徴

SASは女性より男性が発症しやすい傾向があります (5)。また、閉塞性SASになりやすい人の特徴は肥満、アデノイド・扁桃肥大、あごが小さい、舌が大きいなどです。これらの特徴を持つ人は咽頭部の空気の通り道が狭くなることや塞がれてしまうことでSASが発症します。

 

・慢性腎臓病がSASを招くおそれがある

慢性腎臓病の合併症のひとつにSASがあり、その直接の原因は「むくみ」です。先ほど肥満はSASの原因と紹介しましたが、これは気道周辺に脂肪がついてしまい空気の通り道である内腔が狭くなることでSASを発症します。慢性腎臓病の場合は脂肪ではなく、日中は下半身に溜まっていた体内の水分が、寝ている間に気道周辺まで移動して内腔を狭めてしまうことで無呼吸もしくは低呼吸状態に陥ります。また、それとは逆にSASによる睡眠障害がCKDの進行リスクとなりうる可能性もあります。

 

・合併症や日常生活への支障

SASは「いびきや眠気が生じる疾患」という認識をしている方が多いかもしれませんが、さまざまな合併症を引き起こす可能性があり、適切な検査と治療介入が必要となります。例えば、SASを発症している方は高血圧、心血管疾患、2型糖尿病を発症するリスクが健常人に比べて2~4倍程度高くなることが報告されているため、重大な病気につながる可能性があり放置することは危険です (6, 7)。また、日中に起こる突然の眠気が仕事の量や質の低下や、交通事故の原因となる可能性もあり、日常生活へ支障をきたすおそれがあります。

 

ここまで、SASの病態について説明をしてきました。SASは単なる「ひどいいびきが出る病気」ではないため、放置せずに検査を受けて、必要であれば治療を行い、症状を改善していくことが大切です。

 

次回はSASの適切な治療を受けるために欠かすことができない検査方法について紹介します。

 

 

【参考資料】

(1) 睡眠時無呼吸症候群|一般社団法人日本呼吸器学会

(2) C. Guilleminault et al., The sleep apnea syndromes. Annu. Rev. Med., 27: 465-84 (1976).

(3) 睡眠時無呼吸症候群 – MSDマニュアル プロフェッショナル版

(4) Sleep Apnea | NHLBI, NIH

(5) T. Matsumoto et al., Prevalence of sleep disturbances: Sleep disordered breathing, short sleep duration, and non-restorative sleep. Respir. Investig., 57(3): 227-237 (2019).

(6) I. Muraki et al., Sleep apnea and type 2 diabetes, J. Diabetes. Investig., 9(5): 991-997 (2018).

(7) 循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン

Look for ways to do it instead of reasons I can’t.

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、薬剤課です。

 

だいぶ涼しくなりましたね。
散歩がとても気持ちよい季節です。

 

先日、私の知り合いが出産しました。

 

その子は胎児のときから腎臓の機能がありません。
そのため、羊水が作られないまま出産となりました。
羊水がなければ胎内で肺の形成が不十分となり、呼吸が困難となります。

 

ポッター症候群といって10000人から40000人に1人の割合の頻度だそうです。
1年間に日本で90万人が生まれるのであれば、約25人から90人、一都道府県に2人の割合で出生するかどうかの確率です。
また、生存率はほぼ0%といわれていました。

 

薬剤師ですが腎臓疾患を標榜する病院で働いている者として調べました。どうしたらその子が大人になれるのか。

 

まず、人工羊水注入法による羊水の補充。これには総合周産期母子医療センターの指定を受けるくらいの施設でないと難しい。

 

いざ出産となった場合、出生児の肺の低形成が考えられるのでNICUがある病院での出産となる。
また、羊水が少ないことで逆子での出産となる可能性があるので、帝王切開が考えられる。

 

次に腎臓の代わりとなるものですが、乳幼児には腹膜透析で代わりとするのがほとんどだそうです。
しかしながら、乳幼児の透析を請け負える病院がどれだけあるのだろうか・・・
また、その手技と家族をサポートできる体制が作れるのだろうか・・・

 

ある程度成長したら、今度は腎移植となります。そして、移植後フォローとなるでしょう。

 

これ、今の日本の医療で行うのは非常に困難じゃない?
個々に医療を受ける事はできるでしょうけど、これらがひとまとめにできる病院ってあるのかな?

 

しかし、今現状でこの困難と闘っているお父さんお母さんがいらっしゃるらしい。
また、そのお父さん、お母さんそしてその子のがんばりが生存率0%の疾患を生存率1%へ引き上げている!
みんなに希望を与え、今もこの困難と闘っているのでしょう。
まさに『敬服』という言葉しか浮かびません。『偉業』と言っても過言ではないと思います。

 

残念ながら、私の知り合いの子はその困難な状況、生きるための闘いにすら手が届きませんでした。

 

また何もできない無力な自分を感じる結果となりました。

でも、
Look for ways to do it instead of reasons I can’t.(出来ない理由を探すより、出来る方法を考えよう)

今回も、そう思いました。