スタッフブログ

STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです STAFFBLOG 相模原市東林間 森下記念病院のスタッフによるブログです

頭を悩ませる冬太りの原因

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、総務課です。

 

毎年皆様の頭を悩ませる冬太りの原因は次の2つの要因からとなります。
「冬のイベント」・「寒さ」です。

 

1つ目原因「冬のイベント」

冬はクリスマスに始まり、忘年会、年末年始、新年会、成人式、バレンタインとかなり多くのイベント・お休みが多くある季節で、つい食べ過ぎてしまう方が多くいます。

さらに冬のイベントで食べる物はクリスマス料理やおせち料理など味付けの濃いものや、お餅、ケーキなどの高カロリーなものが多いのも冬太りの1つの原因です。普通に食事をしているつもりでも、普段よりも高カロリーな食事が続くことで消費しきれなかったカロリーが体に蓄積され、冬太りに繋がってしまうのです。 また、塩分の多い食事が増えることで水分を過剰に摂ってしまい、むくみも引き起こします。

 

2つ目の原因「寒さ」

気温が下がるにつれて、外出する機会が減少することによって日常生活での運動減少に陥ります。寒いから家から出たくないという事で室内にこもって過ごすことも多くなってきていきます。 運動不足になると当然ながら脂肪・カロリーが燃焼されず、体の中に蓄積されていきます。

また、冬はそもそも気温が低いため、気温低下による冷えも体に影響します。体が冷えて体温が下がると、何もしなくてもエネルギーを消費する「基礎代謝」が下がってしまいます。消費するエネルギー量が減るので、普段どおりにしているだけで余ったエネルギーが溜まり、太ってしまう状態となるのです。

 

冬太り起こさないためには、「イベント・休日でも適切な食事量」・「寒さにも負けずに運動をする事」です。
また体を冷やすと基礎代謝が下がってしまうため、温めるようにしましょう。
忘年会や新年会は付き合いで断ることが難しいことも多いと思いますので、当日のお昼の量を減らしたり、前日の食事量を減らす事で摂取カロリーを調整できます。
寒さによる運動への意欲が出ない場合は、温かい室内でもできる昇降運動やストレッチ、ヨガなどの運動を取り入れるように心がけましょう。発汗をすることにより新陳代謝が向上し、ダイエットに繋がります。

 

少しの努力が将来の自分の健康、体形に大きな影響が出ます。楽しいことが多い季節ですが自己管理も大切にしましょう。

私の時間 「鎌倉殿の13人」探訪

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様。
こんにちは、相談室です。

 

10月17日のスタッフブログで大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が紹介されていました。
記事を見て気になり検索をしてみたら、神奈川県立金沢文庫で「運慶・鎌倉幕府と三浦一族」と題し800年遠忌特別展が開催されており、実際に訪れてみました。

神奈川県立金沢文庫

私は若い頃、仏像巡りが趣味で、各地の仏様を訪ね歩いていたのですが、子育てと仕事に追われ、子育てが一段落しても、仏像巡りをしていたことなどすっかり忘れてしまっていたことに気がつきました。

今回展示されていた横須賀の浄楽寺には、運慶の真作とされる18体のうち5体が今も受け継がれ安置されていました。
運慶は日本史上最も著名な仏師であり、この不動明王はとても力強さと生命力に溢れていました。

「運慶・鎌倉幕府と三浦一族」と題し800年遠忌特別展

鎌倉仏師は他にも快慶など優れた仏師がいるのですが、私の一番は円成寺(えんじょうじ)の大日如来(運慶作)で、若々しく美しい姿の仏様です。
大昔、真夏に奈良公園を抜け柳生街道を円成寺まで歩いて訪ねたことがあります。

また、伊豆の国市にある願成就院(がんじょうじゅいん)の阿弥陀如来(運慶作)も素晴らしいです。

 

あちらこちらの仏様に会いに行ったものですが、もう一度会いたい仏様、まだ会ったことのない仏様もこれから訪ねてみたく、私の時間を上手に作ろうと思いました。

スタッフブログにいいキッカケをいただきました。

腎臓リハビリテーションとは③

皆さまこんにちは。
リハビリテーション室、理学療法士(腎臓リハビリテーション指導士)です。

 

前回に引き続き、今回も腎臓リハビリテーションについてお話しさせていただきます。
BLOG第109回 腎臓リハビリテーションとは①
BLOG第155回 腎臓リハビリテーションとは②

 

腎臓リハビリテーションにおける運動療法は、筋力トレーニングとウォーキングをどちらも組み合わせて行うことが推奨されています。
どちらもややきつい程度、話しながらでも行える程度の強度がおすすめです。

 

筋力トレーニングとしましては、

  • 膝の屈伸(スクワット)
    スクワット前
    スクワット正解
  • つま先立ち(カーフレイズ)
    スクワット後
    スクワット誤り

  • 脚上げ
    脚上げ1
    脚上げ2

 

ウォーキングは、一日4000~6000歩程度を目標に行えると良いと思います。
こちらも強度は、筋力とレーニングと同様で、話しながらでも行える程度が推奨されています。
夏など暑い時期には、朝か夕方で脱水に気を付けて行えると良いですね。

 

 

当院では、腎臓リハビリテーション指導士の資格のあるリハビリスタッフが、運動指導や透析中の運動療法に携わっております。
運動に関しては、なんにでも相談は承りますので、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、お近くのスタッフにお声がけいただけると幸いです。

インフルエンザの流行る時期です。

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、薬剤課です。

 

急に寒くなりました。
乾燥の季節 = 季節性インフルエンザの流行る時期です。

冬になると乾燥する理由はご存じですか?
温度が下がるとある一定の容積の空気が保有できる水分量が減ってしまうからです。
だから気温の高い夏は空気が保有できる水分量が多いため、ジメジメしているのです。

これを『飽和水蒸気量』といい、1m3 の空間に存在できる水分(水蒸気)の限界量のことを示します。

飽和水蒸気量

上記表は20℃ 湿度100%の時、空気1m3中に17.31gの水分が含まれること。
35℃ 湿度100%の時、空気1m3中に39.60gの水分が含まれていることを示しています。

つまり乾燥時期に加湿だけしても空気中水分量は上限以上には増えません。
ちなみにインフルエンザウイルスが流行しにくい湿度環境は11.1g/ m3以上とされていますので少なくとも15℃以上の環境温度を保つ必要があります。

 

つまり何を言いたいかといいますと、インフルエンザワクチンを接種したほうがいいのでは?ということです。
今年はインフルエンザワクチンをご用意できますのでご希望の方は受付にご相談ください。

早期発見が大事

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様
こんにちは、検体検査課です

 

W杯がとうとう開幕しました!
スポーツ好きの私としては観るのが楽しみです。
初戦のドイツに逆転勝ちしましたが、コスタリカ戦は負けてしまいました。
予選突破するにはスペインに勝たなければ自力での通過はありません。
頑張れ!日本!!

 

というわけでW杯に興味がある人もない人もこれまでにお家時間が増えた事で、CMや広告でこのフレーズを聞いたことがありませんか?

 

『若いうちから、腎臓検診』

 

慢性腎臓病(CKD)は新たな国民病として注目されており、糖尿病・高血圧・肥満等の生活習慣病から腎臓が悪化する人が増えているんです。
また心筋梗塞や脳卒中等の心血管疾患にもなりえます。
初期症状がほとんどないまま徐々に悪化していきます。
失われた腎機能は取り戻すことが出来ないので早期発見が大切なんですよ。

腎機能の低下が進むと、むくみや夜間尿、貧血、倦怠感と症状が現れます。しかしこれらの症状を自覚した時には慢性腎臓病はかなり進行している場合が多いんです。
健康診断や人間ドックで尿検査、血液検査を行うことで早期発見につながります。

 

塩分や糖分を取りすぎていたり、運動不足だったり、喫煙していたり…定期的に健康診断を受けて腎臓の状態をチェックしてみましょう。

 

好きなことを思う存分楽しむ為にも健康第一!!

腎臓リハビリテーションとは②

皆さまこんにちは。
リハビリテーション室、理学療法士(腎臓リハビリテーション指導士)です。

 

以前紹介させていただいた「腎臓リハビリテーションとは」の続きの話をさせていただきます。
BLOG第109回 腎臓リハビリテーションとは①

 

さて、前回は、腎臓リハビリテーション(運動療法)がCKD患者様に有益である可能性が高いにも関わらず、運動が制限されてきたというところまでお話いたしました。

 

その理由としましては、1990年代頃まで、透析導入原疾患の40%程度は糸球体腎炎が占めておりました。糸球体腎炎やネフローゼ症候群などにおいて、活動性の高い時期の運動は、腎血流量の減少や蛋白尿の増加を招くことから、運動制限が治療の一環とされてきました。

 

しかし、その後、運動時の蛋白尿の増加は一過性に認めるが、一時的であること1)、腎機能への影響も認めないこと2)が示されました。

 

また、近年では、透析導入原疾患は糖尿病性腎症が1位、腎硬化症が2位となりました。その両疾患の原因となる糖尿病や高血圧、血糖管理には運動療法の効果が確立されていること、さらに、CKD患者様における高齢化、フレイル・サルコペニア増加により、活動量・身体機能維持が求められるようになりました。

 

これらの背景から、運動制限から運動推奨へと大きなパラダイムシフトを向かえました。

 

2018年には、世界で初めて、日本腎臓リハビリテーション学会から「腎臓リハビリテーションガイドライン」が発刊され、保存期、透析期において運動療法を提案、もしくは推奨すると明記されました。

 

現在はまだ議論されているところではございますが、運動療法による保存期CKDに対する腎保護効果により、腎代替療法へ移行延長が期待されています。

 

まだまだ、発展途上ではありますが、これからの盛り上がりに期待です。

 

では、実際に、具体的にどのような運動が推奨されているのでしょうか。
次回、簡単に行えるものをご紹介させていただきます。

 

 

高齢化社会における在宅での腹膜透析の課題②

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

今回は前回に続いて、高齢化社会における在宅での腹膜透析の課題についての続きをお話します。

 

前回のブログで、高齢化社会に対応する腹膜透析を提供する手段として、在宅もしくは施設で行うAssisted PD(介助による腹膜透析)について触れました。ここではその詳細をお話しします。

 

このAssisted PDの治療成績は通院血液透析とほぼ同等であること(Duquennoy S, et al. Perit Dial Int 36:291-6, 2016)、Assisted PDの患者はご高齢の自己管理されている腹膜透析患者と比べると治療継続は同等であること(Povlsen JV, et al. Perit Dial Int 28:461–7, 2008)が報告されています。その一方でAssisted PDの患者生存率および腹膜炎の無発症生存率が、ご高齢の自己管理されている腹膜透析患者に比べると劣っていることも報告されています(Verger C, et al. Kidney Int 103:S12–20, 2006Verger C, et al. Nephrol Dial Transplant 22:1218–23, 2007)。

 

Assisted PDの治療成績は他の透析療法と比較すると、決して優れているわけではないことがいくつかの報告からわかります。しかし、ご高齢の患者さんにおいては、生命予後だけに焦点を絞るよりも、治療の負担軽減、QOL維持、日常生活の快適さ、自宅で過ごす時間を増やすことなど、“その方らしい生活を目指す“という観点では、Assisted PDはその一助となりうると考えられます。

 

このAssisted PDを実行していくためには、病院やその他の医療機関、訪問看護師、介護福祉士などが連携をとり、腹膜透析を行うにあたり支援が必要な患者さんを地域で支えることが必要となります。しかし我が国の現状では誰しもが介助することが許されてはいません。以下の通り、今のところ日本においては、腹膜透析液の交換、自動透析液交換装置のセッティング、カテーテル出口部ケアなどの介助はご家族と看護師にのみ認められており、介護福祉士などそれ以外の職種には認められていません。Assisted PDの一環として在宅で利用できるサービスは、現状では訪問看護に限られていて決して十分ではないという実情です。

 

PDにおける看護・介護表務の違い

TERUMO:「PDにおける看護・介護表務の違い」2012

 

また、介助の頼りである訪問看護においても、訪問看護ステーションで腹膜透析患者さんを受け入れることが可能な施設は30%に満たず、また受け入れ可能とされる施設においても実際に受け入れが難しかった施設が10%存在したというデータもあります(鈴木康弘. 透析フロンティア 29:14-7, 2019)。さらには、訪問看護を利用するにあたり考慮しなくてはならない制度として、介護保険と医療保険があります。介護保険では上限額が障壁となりAssisted PDは困難となりますが、医療保険を利用すれば不可能ではありません。ただし、医療保険を使用すると介護保険は使用できず、介護士を使えないために腹膜透析以外の生活支援が受けられず、ご家族の負担が増える可能性があり、在宅の訪問看護を利用した腹膜透析が浸透しにくい状況になっています。

 

看護師のみならず、訪問介護士など看護師以外の職種に対して腹膜透析の介助の許容範囲を拡大する必要があることや、医療保険と介護保険の一体化運用の調整が必要であることなど、Assisted PDの普及に対しては課題が多いことは事実です。しかし、在宅や施設での介助による腹膜透析は、今後も進む透析人口の高齢化において、十分にメリットのある選択肢のひとつとして整備する価値があるものと考えます。実際に当院においても、相模原、町田、大和市の地域にお住いで、ご家族や訪問看護の介助により、安定した腹膜透析を行いながらご自宅で生活されているご高齢の腎不全の患者様を診療しております。月一回の定期外来での元気なお姿を拝見することで、こちらも元気をいただくこともあります。私自身も、当院としても、これからの超高齢化社会に対応しながら、患者さんが“その方らしい生活“を送れるよう、できる限り対応していきたいと思います。

高齢化社会における在宅での腹膜透析の課題①

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、院長です。

 

今回は、高齢化社会における在宅や施設での腹膜透析の課題についてお話します。

 

以前のブログ(第22回Blog)でご紹介したように、日本において、腹膜透析をされている高齢者の方々の割合は、高齢でない方々に比べて多くありません(一方で当院では全年齢層がほぼ同等の割合です)。実際に、本邦の全透析患者のうち70歳以上の割合は47.9%である一方、腹膜透析患者のうち70歳以上の割合は約21.5%となっています(日本透析医学会統計調査委員会:わが国の慢性透析療法の現況 http://docs.jsdt.or.jp/overview/)

 

ご高齢の方にとっての腹膜透析は、通院回数が月1回程度であり自宅で穏やかに過ごす時間が確保できることや、循環動態にかかる負担、すなわち身体にかかる負担が少ないことなどから、多くの利点もあります(こちらをご参照ください 当院HP:腹膜透析について)が、腹膜透析の利点を大きく享受しうる高齢者への普及率は決して高くないのが実情です。

 

高齢者に腹膜透析が普及しない理由として、ひとつには腹膜透析の手技習得がご高齢の方にとって難しいと考えられ、医療者がはじめからご高齢の方に腹膜透析を導入することを敬遠しがちであることなどが考えられます。また、ご自身で透析の手技が難しい場合にはご家族による介助が必要になりますが、ご家族による介助が難しいケースにおいて、日本ではご家族以外のサポートを受けにくい現状があります。実際に日本においては、高齢の腹膜透析患者さんのうち約10%がその手技を介助者に頼っており、その内訳としてご家族による介助が80%,看護師の介助が15%という報告があります(日ノ下 文彦ら. 透析会誌 50:139-146, 2017)。他国に目を向けると、欧州では86%が看護師による介助で家族の介助は14%と日本とは逆の割合になっています(Verger C, et al. Perit Dial Int 35:663-6, 2015)

 

高齢者にとってメリットの多い腹膜透析をご自身で行うことが難しい場合において、対応策としては、まず入院による看護師の介助による方法が挙げられます。実際に当院ではご自身での手技が難しくなり、ご家族による介助を受けることが難しい方々に対して、長期入院が可能な療養型病床という機能のもつ病床で腹膜透析に対応しております。一方で、可能であれば在宅で継続して腹膜透析を行うことが望まれるケースも多くあります。このような際にはAssisted PD(介助による腹膜透析)と呼ばれる、在宅もしくは老人ホームなどの施設において医療技師、看護師、ご家族、またはパートナーの支援により実施される腹膜透析の概念があります。

 

このAssisted PDについて、次回のブログで詳しくお話していこうと思います。

 

ハムスターをお迎えしました。

森下記念病院のスタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、外来処置室です。

 

コロナの影響もあってか、ペットを家族に迎えるご家庭が増えているそうです。

 

実はウチも2年前に子供におねだりをされて、ハムスターをお迎えしました。
本当はもう少し大きなペットでネコとかイヌが良かったのですが、子供のアレルギーのため断念しました。

 

夕方遅くにペットショップに見に行ったので、その日は生体は飼わず、ペット用品だけを買って帰ることになりました。

 

店員さんに相談し、まずは明日迎えるペットをジャンガリアンハムスターに決め、用品を揃え帰宅。次の日ケージの準備をして生体のお迎えに行きました。

 

子供と一緒に行ったのですが、ここで何を思ったのかジャンガリアンハムスターではなく、ゴールデンハムスターがいい!と・・・どうやら店員さんに寿命が長い方を教えていただいたようです。

 

子供のためのペットです。ゴールデンにするしかない。ということでジャンガリアンがゴールデンに・・・まぁ同じハムスターだしよいでしょ!と何も考えずにお迎えしました。

 

しかしここで私は一つ大事なことを見落としていました。寿命が長い=生体が大きいということを・・・

 

3ヶ月経つ頃には、寝所用に買っていたハウスやお散歩ボール・トイレ等がギュウギュウに😨
こんなに大きくなるとは思いませんでした。調べてみると個体差もあるけれど、ジャンガリアンに比べると約2倍ほどになるらしい。
全ての物を買い替えて、再スタートとなりました。
グッズが先か、生体と一緒に用意すべきか。お迎えの時に子供を連れていかなければ。

 

何てこともございます。お気を付けください。

 

ハムスター

今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

森下記念病院スタッフブログをご覧の皆様、
こんにちは、看護部長室です。

 

今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
見ていらっしゃる方もそうでない方も、名前はご存じかと思います。

 

ちょっとネタバレですが、ご存じの方も多いはず。
ドラマの中でも頼朝と義経の仲たがいがありましたが、史実ではいろいろ伝承があるようです。

 

源義経が頼朝の怒りに触れて鎌倉入りできず(いろいろな方法を試したようですが、1か月ぐらい粘ったようです・・・)、鎌倉入りをあきらめて京へ戻るときに休憩をしたという言い伝えが残る、浅間神社が大和市下鶴間にあります。最寄り駅はつきみ野でしょうか。

 

このとき義経は鶴が鎌倉の方角に飛んでいくのを見て、鶴でさえ鎌倉に入れるのに自分は行くことができないと嘆いて、頼朝に献上するはずだった財宝を境内に埋めて歌を詠んで去ったと言われています。

 

いろいろ調べていくと、この浅間神社は国道16号が作られる際にその場所では妨げになってしまうので、今の場所に移されたそうです。

 

では元の「その場所」とはどこか?

 

国道16号つきみ野バイパスのトンネルに入っていくところ、相模原と大和市の市境付近にこんもりとした丘のようなものがあります。これがかつての浅間神社の後になります。
国道16号ができることで大部分が削られてしまったそうです。
また、ここは古墳でもあり、出土品も見つかっているそうです。

 

住んでいるところが近所なので、そこを通るたびに
「義経がここで鶴が飛んでいくのを見ていたんだなぁ」
と感じてしまいます。

 

最近気が付きました。
義経が財宝を埋めたのは元の浅間神社のあった場所・・・
この国道16号わきなのではないだろうか!

 

もちろん発掘調査をしたようなので財宝はなかったのだとは思いますが
そう考えるとなんだかワクワクしてしまいます。

 

地元神奈川県が舞台という事で、神奈川県も総力を挙げてPR活動を行っているようです。
鎌倉殿のゆかりの地も紹介されており、いろいろ勉強になります。
ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

観光神奈川NOW 神奈川県公式観光サイト
鎌倉殿×13人の御家人たち
ゆかりの地めぐり
神奈川県「ゆかりの地」と周辺おすすめスポット
https://www.kanagawa-kankou.or.jp/?p=we-page-entry&spot=395268&type=special